いまでは春雨を使った料理は一般的になってきました。
 
カップラーメン感覚で食べられる製品もよく見かけます。
 
春雨の原料はでんぷんで、緑豆、ジャガイモ、さつまいも、エンドウ豆などから作られます。でんぷんを水で練り、細長くしたものを熱湯で煮ると麺状に固まります。

緑豆で作られた春雨は栄養面で特に優れており、独特のコシがあるのが特徴です。
 
熱を冷ます力が強く、利尿作用があるので解熱やむくみ解消が期待できます。
 
 
じゃがいもやとうもろこしのでんぷんで作った春雨は気泡が多く、お湯に戻りやすいので調理に時間がかかりません。スープなどの味が沁みこみやすいのも特徴です。
 
 
管理人の地元である熊本には春雨を使った「タイピーエン」という郷土料理があります。テレビでたびたび紹介されたため、知名度も上がっています。
 
タイピーエンは野菜や魚介類、豚肉などを炒めた具に、春雨、ウズラのゆで卵、鶏がらや豚骨のスープが加わったものです。
 
ちょっと語弊があるかもしれませんが、ラーメンの麺が春雨になった感じです。
 
ラーメンと比べてとてもサッパリしており、春雨なのでカロリーも低く、野菜もたくさん入っていてヘルシーです。
 
お腹一杯食べてもOKで、カロリーを気にする女性にもおすすめです。
 
カップめんとして販売もされていますが、熊本にお越しの際はぜひ中華料理店などで召し上がれ!
 
ラーメン店でもタイピーエンを出しているお店があります。