以前メルマガで、生甘酒について紹介しました。
生甘酒は市販されているので購入して飲めますが、自宅でも意外と簡単に作れます。
雑誌壮快2016年10月号「壮快」の2016年10月号に、生甘酒の作り方が掲載されていました。桑島内科医院の桑島靖子副院長による記事です。
記事のポイントをまとめて紹介します。
生甘酒を作るのに必要な材料は二つだけです。
・乾燥(もしくは生)米こうじ 200g
・水 400ml(生米こうじ場合は250ml)
桑島医師によると、米こうじは「自分の母親の出身地のもの」がいいそうです。赤ちゃんは母親から腸内細菌を受け継ぐので、母親と同じ環境で育った米こうじのほうが、善玉菌が増えやすいのです。
■炊飯器を使う作り方
1 手でよくほぐした米こうじを内釜に入れ、約60度のお湯を注ぐ
2 炊飯器のふたを開けて上からふきんをかぶせ、保温モードで約5時間保温する。途中で温度が下がったらふたを閉めて温度を調整する。
3 黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成
■ヨーグルトメーカーを使う作り方
1 手でよくほぐした米こうじを専用容器に入れ、水を注いでふたを閉める
2 温度を60度、タイマーを6時間にセットして、スタートボタンを押す
3 黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成
それほど面倒な手順はありませんよね?ヨーグルトメーカーは「甘酒を作れます」と謳っている製品もあるので、それを使えばほとんど放置でOKです。
作った生甘酒を食べる際と保存には、ちょっとした注意点があります。
・出来上がったら容器に移して粗熱を取り、冷蔵庫で保存する
・一週間で食べきる
・一日大さじ4杯程度を、食後にとるのがお勧め
※酵素やビタミンが壊れるため、60度以上に温めるのはNG
■保存のしかたと注意点
・冷蔵保存中も発行が進んでガスが出るため、一日一回はフタを開ける
・まれに爆発することがあるので、満杯の状態では保存しない
・冷凍する場合は、ジッパーつきの保存袋に入れて、3ヵ月以内に食べきる
・製氷器に入れて凍らせてもOK
・食べる際はぬるま湯を少量入れればシャーベット状になり、食べやすくなる
作り方自体は、それほど難しくはなさそうです。
メルマガで紹介したように、生甘酒には美容効果(肌の保湿など)だけでなく、腸内環境を整えて免疫力をアップさせる効果も期待できます。
本格的に寒くなるこれから、生甘酒を作って食べてみてはいかがでしょうか?
このコンテンツは、雑誌「壮快」2016年 10月号26~27ページを参考にしました。
生甘酒についてさらに詳しい解説や、女優・細川直美さんの体験談も掲載されているので、参考にしてみて下さい。
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