女優の南果歩さんは小さい頃から梅を摂る習慣があります。
自分で梅酒を漬けるのに加え、梅肉エキスも頻繁に食べています。
雑誌「壮快」の2022年7月号12~13ページから、一部を抜粋して紹介します。
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壮快2022年7月号
※サンプルを読む・Kindle版あります
小さい頃から梅酒に親しむ オリジナルレシピの2種類も
南さんのお母さんは忙しい合間に梅酒を作っていました。
18歳で親もとを離れ、東京に出てきた私にとって、「梅酒」は母の愛情を思い起こさせてくれる存在でもあります。
私は5人姉妹の末っ子で、幼いころに両親が離婚。母は飲食店を経営し、女手一つで私たちを育て上げてくれました。
そんな忙しい母が唯一、毎年続けていた梅仕事が、梅酒を漬けることでした。「健康にいいから、梅酒を飲みなさい」と勧めてくれたのも母でしたね。
というのも、私はかつて体が弱く、学校の朝礼で貧血を起こして倒れるような子でした。
いまでは自分で梅酒を作っています。
使うお酒などを変えてアレンジを施した、オリジナルの梅酒です。
自分で梅酒を漬け始めたのは30代になってからです。いつも無農薬の紀州南高梅を取り寄せて作ります。昨年は、2種類の梅酒を漬けました。
一つは、梅500gに対し、大分の麦焼酎を1リットルと、てんさい糖を100g入れて漬けた物。
もう一つは、梅を500gにラム酒を700ml、てんさい糖350g、そしてバニラビーンズを一本加えた物です。
ラム酒は沖縄県の南大東島産。いずれも知人に教えてもらったレシピを、砂糖の量を減らすなど、自分なりに少しアレンジしました。
どちらもお気に入りですが、ラム酒のほうがコクがあって楽しいかな。温かくして飲むのが好きなので、たいていはお湯割りです。
友人が遊びに来たときに振る舞うほか、寝つけない夜に少量飲むこともあります。
毎朝の納豆に梅干し!梅肉エキスも愛用
梅酒はたまに飲む程度ですがふだんからさまざまな形で、梅を食生活に取り入れています。
例えば梅干し。
人からいただくことが多いので自分では漬けませんが、毎朝、納豆を食べるときには必ず梅干しを一個入れて「梅納豆」にします。添付のタレは使いません。
梅をハチミツ漬けにした「ハチミツ梅」も作ります。冷凍のほうがエキスが出やすいそうで冷凍梅を使うこともあります。
アルコールを控えたいときは、梅酒ではなくこちらをお湯割りにして、実を食べることも。梅肉エキスも頻繁に口にし、海外での撮影にも持参します。
市販品の「梅肉エキス」も愛用しています。
ちょっとカゼっぽいなと感じたときに、お湯割りにして飲むと、それ以上悪化するのを防げます。
昨年はアメリカの制作するドラマ撮影のため、単身カナダに渡りました。このときも梅干しと梅肉エキスを持参。一ヶ月の撮影期間を乗り切りました。
梅酒や梅干し、梅肉エキスなどは、薬のような即効性はありません。けれども毎日少しずつとることで、体の回復力を高めてくれていると感じます。
そうした意味では、梅は私にとって「元気の素」といえますね。
梅干しは食品としてはちょっと地味な印象がありますが、「健康維持にオススメ!」と言う方は南さんほかたくさんいます。
当サイトでも記事にしているのでお時間があったらご覧ください。