スイセンやチョウセンアサガオは身近にある植物ですが、どちらにも毒があります。
 
スイセンはどこにでも生えており、一般家庭にも植えられています。
 
しかしスイセンは有毒植物であり、間近って食べると食中毒を起こし、嘔吐や下痢、頭痛などを発症します。

スイセンは葉の形がニラに似ているので、庭などに一緒に植えていると間違えてしまう可能性もあります。
 
チョウセンアサガオは観賞植物として親しまれており、珍しい植物ではありませんが、花も含めて全体に毒があります。
 
しかし誤って食べると嘔吐やけいれん、呼吸困難、瞳孔拡大といった深刻な症状が出ます。
 
またチョウセンアサガオは種がゴマに似ており、ツボミはオクラに似ているので、非常に危険です。
 
ゴマやオクラに間違われたケースは過去に発生しており、注意しなくてはいけません。
 
こういった有毒植物で中毒を起こした場合は病院に直行する必要があります。
 
その際には中毒を起こした植物を持参するか、食べたものを医師に伝えると治療がスムーズに進みます。
 
野外で活動する際には事前に有毒植物について勉強しておくか、詳しい人と一緒に行動すれば安心です。
 
キノコ類でも、よく知らないものは食べないように心がけないと、せっかくのアウトドアが悲劇になりかねません。
 
小さい子供を同伴する際には特に要注意です。