食品メーカーのミツカンは臭わない納豆「金の粒におわなっとう」を発売しています。
 
ミツカンによると、納豆の臭いの原因は「低級分岐脂肪酸」という物質なのだそうです。腐ったチーズのような臭いを発します。

ミツカンは2万種類の納豆菌を研究し、99年の4月、ついに臭わない納豆菌「N64菌」を発見しました。
 
そして00年3月には「金のつぶ におわなっとう」の商品化に成功します。
 
N64菌が他の納豆菌と違うのは、発酵の過程で、アミノ酸が低級分岐脂肪酸に変化するプロセスを自分で止めてしまうところです。
 
結果的に、N64菌によって作られた納豆は低級分岐脂肪酸の量が非常に少なく、臭いもほとんど感じないのです。
 
私は納豆大好き人間なのでにおいは全く気になりませんけど、苦手な人にとってはかなり強烈に感じるものなのでしょうね。
 
私は小さい頃の記憶があまり無いのですが、納豆を初めて食べた場面は今でもなぜかハッキリ覚えています。
 
多分7~8歳の頃、父が納豆を一粒だけ箸でつまんで食べさせてくれました。食べた感想は「うーん、こんなもんかな」といったもので、良くも悪くもなく、といった感じです。
 
納豆嫌いになった記憶はないので、そのまま苦手になることなくここまできています。
 
納豆は確かにクセが強い食品ですが、私としては「ぜひ食べられるようになりたい食品」と考えています。
 
ムリにとは言いませんが、献立のひとつに加わるようになれば健康維持の大きな味方になってくれるのではないでしょうか。