雑誌「壮快」2022年1月号に、南雲吉則医師監修の「食べる米ぬかの作り方」がありました。
ザックリ言えば「炒めるだけ」なので簡単ですよ!
同誌の102~103ページから一部抜粋して紹介します。
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- 「壮快」2022年1月号
食べる米ぬか 用意するものと材料
用意するもの・材料
・生の米ぬか
・フライパン
・ヘラ
・粗熱を取るための容器
・密閉できる保存容器(又は袋)
米ぬかは自宅で精米するか、米穀店で購入します。できるだけ農薬の心配のない物を選びましょう。
スーパーなどで購入する場合は、精製された「食用」を選びます。
入手したら、傷まないうちにすぐに炒りましょう。火を通すことで殺菌され、食用が可能になります。
一度に作る量は100g程度がお勧めです。量を変える場合は以下の炒り時間を調整してください。
食べる米ぬかの作り方
1 油をひかずに、フライパンに生の米ぬかを入れ、弱火で4~5分、焦がさないように混ぜながら炒ります。
2 香ばしい香りがして、全体がきつね色を帯びてきたら火を止めます。フライパンに放置すると、どんどん火が入るのですぐに器に移しましょう。
3 粗熱が取れたら保存容器に移します。冷蔵で一週間程度、冷凍なら2ヵ月ほどは保存可能です。
食べ方や栄養 「飲む」のもアリ
一日に大さじ2杯程度を目安に食べましょう。
そのまま食べるとむせやすいので、他の料理に混ぜる、かけるといった食べ方がお勧めです。
・ご飯のふりかけに
・みそ汁に入れてコク増しに
・サラダに入れて風味アップ
・ヨーグルトに入れてまろやかに
「米ぬか茶」にして飲む方法もあります。
湯呑に食べる米ぬかを大さじ一杯入れて、200mlほどのお湯を注ぎます。
よく混ぜながら、米ぬかごと飲みます。
上で紹介したよりも深炒りすると、香りやコクが増します。
米ぬかはビタミンB1やE、リン、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、さらには食物繊維、フェルラ酸、フィチン酸、オリザノールなど、様々な栄養素が含まれています。
栄養面で非常に優れた食品なので、摂取する習慣のひとつに加えるのも良いのではないでしょうか。