一昔前まで、お茶系嗜好品といえば「緑茶 コーヒー 紅茶 麦茶」くらいしか私は思いつきませんでした。
 
しかし最近は「お茶」と名のつく飲料はそれこそ無数に市販されています。
 
ペットボトルで様々なお茶が販売されていますし、家庭で楽しむお茶も選ぶのに迷うほど流通しています。

単なる嗜好品というだけでなく、健康目的で飲まれるお茶もたくさんの種類があります。
 
ハーブティーはその代表ではないでしょうか。
 
以下に代表的なハーブティーの栄養分や期待される効果をまとめます。
 
◆ローズヒップティー
ビタミンCが非常に豊富(レモンの20倍以上)で、抗酸化効果が期待できます。ビタミンCはコラーゲンの生成も助けてくれるので女性におすすめです。
 
 
◆ハイビスカスティー
ビタミン、ミネラルの含有量が多く、加えてクエン酸によるエネルギー代謝・疲労回復作用もあるので「天然のスポーツドリンク」と呼ばれています。
 
マラソンのアベベ選手が愛飲していたことでも有名です。
 
 
◆マルベリーティー
食事で摂取する糖分の分解を抑制する作用があります。マルベリーティーに含まる成分が糖の分解酵素の働きを阻害するのです。
 
マルベリーティーは食前に飲むのが効果的です。糖分の吸収がゆるやかになるため、血糖値の急激な上昇が抑制してくれます。
 
結果として体脂肪がつきにくくなるため、糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防に有効です。
 
 
ハーブティーは種類が多く選ぶのに迷ってしまいますが、とりあえずは「最も欲しい効果」を持つお茶をひとつだけ楽しんでみてはどうでしょうか。