少し前に、雑誌「Tarzan」を読んでいたら、「GL」という言葉を目にしました。
 
すでに有名になった「GI(グリセミック・インデックス)値」に関連した言葉で、ダイエットにおいてはGIと共にGLも考慮すべき、との主張でした。
 
太りやすさを決めるのはGIではなくGLである、というわけです。
 
(このコンテンツは雑誌「Tarzan」No.614 2012 11/8号 35ページを参考にしています)
 

GLとは グレセミック・ロード の略で、
 
食品に含まれる糖質の重量×その食品のGI値÷100
 
で算出されます。
 
GLが高いほど太りやすい、と解釈します。
 
この考え方では、低GIの食品であっても、量をたくさん食べるとGL値は高くなり、太りやすいと判定されます。
 
 
つまり、
 
たとえ低GIの食品であっても、たくさん食べれば太るし、高GI食も少ししか食べなければ太りにくい
 
ということです。
 
当然といえば当然の話です。たとえGI値が低くても、それは「糖質がゆっくり吸収される」というだけで、含まれている糖分は全て体内に入るわけですから。
 
 
GL値の計算を日常で行うのはちょっと難しいようなので、「低GIだからといってたくさん食べていいわけではない」という心がけにすれば良いのではないでしょうか。
 
そのためには、高GI・低GIの食品を頭に入れておく必要があります。
 
といっても私の場合、難しいことを覚えているわけではなく、

・じゃがいも、にんじん、トウモロコシはGIが高い
 
・未精製食品(玄米など)は低GI
・葉物野菜は低GI
 
・食前に食物繊維、牛乳をとると血糖値上昇を抑えられる

 
といった、よく知られたことだけを頭に入れています。
 

 
じゃがいもやにんじん、トウモロコシが献立に入っていても、それこそGLの考え方を根拠にして、大量に食べなければ、それほど気にしなくてもOKではないでしょうか。
 
私はポテトサラダでも普通に食べます。
 
あれこれ考えるのが面倒なら、とりあえず
 
・食前に葉物野菜または海藻を食べる(あるいは牛乳を飲む)
 
を習慣にするだけでも、かなりイイ感じになるはずです。私は食前に納豆もよく食べてます。