健康や美容を維持するためにビタミンが必要なのはいまさら指摘する必要はありません。
 
ビタミンのトピックでは、ビタミンCが話題になることが多いようです。
 
確かにビタミンCは、健康・美容いずれにも欠かせない重要な栄養素であり、私も意識して摂取しています。

私の場合、最近はビタミンCと同じくらいビタミンB群にも注目しています。
 
というのも、健康維持において私が重視している”やる気”を保つうえで非常に大事だなと考えるようになったからです。
 
このコンテンツでは、ビタミンBについてまとめています。

ビタミンBの働きや含まれる食品

いまさらですが、ざっくりまとめると、
 
ビタミンB1は糖質
ビタミンB2は脂質

 
の代謝に欠かせません。
 
ビタミンB1が不足すると疲労感や倦怠感が起きて、「やる気」がなくなってしまいます。
 
また糖質がエネルギーとして燃えにくくなるため、糖質が脂肪に変わりやすくなる、つまり太りやすくなるわけです。
 
 
ビタミンB1を多く含む食品には
 
玄米 そば 大豆 豚肉 牛レバー 豚レバー 鶏レバー ウナギの蒲焼き サバ 枝豆
 
といったものがあります。
 
 
ビタミンB1は、アルコールを分解する際に大量に消費されます。お酒をたくさん飲む人は不足がちになります。
 
 
ちなみに、ビタミンB2が多いのは
 
牛乳 牛レバー 豚レバー 鶏レバー サンマ ウナギの蒲焼き 緑黄色野菜 サバ マコガレイ 納豆
 
です。
 
糖質と脂質の代謝ということは、”やる気”だけでなくダイエットにも大きく関わっているわけです。
 
それと関連して、私の習慣をひとつ紹介します。

食前の牛乳はオススメ

私は食前に牛乳を飲むのを習慣にしています。
 
これには食後の血糖値を急に上げない意図があったのですが、先日読んだ雑誌によると、別の効果ももたらしていたようです。
 
それは
 
牛乳のビタミンB2を摂取して、脂質の代謝を助ける
 
というもの。
 
 
ビタミンB2は脂肪をエネルギーに変換する際に欠かせない栄養素で、脂肪が脂肪酸へと変化し、TCA回路に入る最初のきっかけを作ってくれます。
 
つまり、ビタミンB2が不足すると、脂肪の燃焼に支障が出るわけです。
 
ビタミンB2は乳製品に多く含まれており、牛乳から発見されました。
 
 
食前に牛乳を飲むことで血糖値が上がりにくくなるのと同時に、脂肪分も多少は燃焼しやすかったのではないかと。
 
いずれも太りにくくする要素なので、ダイエットを意識している人に「食前牛乳」は良い習慣ではないでしょうか。
 
 
「牛乳は身体に良くない」という主張もありますが、このメリットを得るため私はずっと飲んでいます。
 
カルシウムやタンパク質といった栄養も摂取できるので、乳糖不耐症でなければ飲む選択肢もアリと考えています。