牛乳などでカルシウムやビタミンDを多く取るとニ型糖尿病の予防に効果があるようです。
 
米国の医学誌07年7月号に掲載されました。
 
アメリカ タフツ大学の内分泌学・糖尿病研究チームが過去の研究や文献の大規模な調査を行いました。

その結果、カルシウムやビタミンDの不足がニ型糖尿病のリスクを高める可能性があるとの結論に達したのです。
 

 
カルシウムおよびビタミンDを最も効率よく含む食品は牛乳などの乳製品です。つまり、牛乳を飲むことでニ型糖尿病予防が期待できるということになります。
 
調査でも、牛乳などの乳製品を1日にコップ3~4杯分とっている人は、1日1.5杯未満の人に比べて糖尿病リスクが約15%低いことがわかっています。
 
乳製品だけでなく、カルシウムやビタミンDのサプリメントでも同様の効果が期待できると調査では結論付けていますまた、マグネシウムも糖尿病予防効果が期待できるようです。
 
これらの調査が裏付けられれば、糖尿病の高リスク患者の発症予防に役立つことが期待されます。
 
また日本では牛乳の消費量が減少傾向ですが、牛乳の糖尿病予防効果が実証されると「生活習慣病が気になる世代に牛乳が大人気」なんてことが起こるかもしれません。
 
ちなみに私は「牛乳は体に悪い」論争が起きた後も、構わず牛乳を飲み続けております。^^