仙人秘水とは、北上山地の大峰山(標高1147m)を水源とする天然水です。
 
大峰山の深さ600mにある釜石鉱山の入り口から3kmの地底に湧いています。
 
日本で最初に認可された、非加熱の天然弱アルカリ性(PH値は8~8.9)ミネラルウォーターです。

大峰山付近の岩盤には花崗岩、石灰岩、磁鉄鉱などが含まれており、仙人秘水はこれらの岩盤を数十年かけてろ過されています。
 
ミネラル分の含有量が程よい軟水なので、海外のミネラルウォーターに比べてマイルドで飲みやすいのが特徴です。
 
 
仙人秘水には

・カルシウム 10mg/リットル
・マグネシウム 1mg/リットル
・ナトリウム 2.6mg/リットル
・カリウム 0.4mg/リットル

 
といったミネラル分が含まれています。
 
仙人秘水には東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授も注目しています。
 
血液など人間の体液は弱アルカリ性で、藤田名誉教授によると、体調を崩して体が酸性に傾いてきたときなどは、仙人秘水を飲むことで健康体に戻すのを助けることができます。
 
仙人秘水をボトル詰めした製品は湧出した仙人秘水に加熱などの人工処理を全く施してありません。また硬度も29と低い軟水なので、日本人の口にも合います。
 
仙人秘水を使った焼酎や純米酒、ビールなども造られています。

藤田紘一郎教授 免疫力を高める水

上の記事で紹介した藤田教授は、早稲田大学の並木秀男教授と共同で「免疫力を高める水」を研究されています。
 
免疫力を高める可能性のある水には、以下のようにいくつか条件があります。

・生の水であること
 
・アルカリ性であること
 
・酸化還元電位が低い水
おもな水の酸化還元電位は次とおりです。
水道水約600 エビアン215 ボルヴィック182 南アルプスの天然水207 仙人秘水110
 
・硬度が300前後ある
日本の水はほとんどが硬度100以下の軟水で、著名な水の硬度は次の通りです。
富士山麓の天然水70.00 秋吉台湧水43.3 仙人秘水29.00 北アルプスの天然水17.85 屋久島縄文水6.10 蔵王の命水0.26
 
このように、日本で著名な水は「非常に軟らかい」一方でエビアンやヴィッテルの硬度は300を超えています。

 
藤田教授が考える理想の水には、免疫力を高めるだけでなく、運動選手の成績を向上させる、若さを保つ、肌を美しくするといった効果が期待できるそうです。
 
 
藤田教授が主張する理想的な水には「身体をアルカリ性に傾ける」という特徴があるようです。
 
身体をアルカリに保っていると体内の老廃物が排出されやすいと聞いたことがあります。
 
最近の日本人は肉食が増えて体内が酸性になりがちとも聞きますし、こうした水が有効なのかもしれません。