雑誌「クロワッサン」2012年11/10号に、「体にいい飲み方・選び方 水にはあります」という特集がありました。

東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授とイラストレーターの内澤旬子さんによる対談形式の記事です。私が知らない内容満載だったのでとても興味深く読みました。
 

 
ということで、ポイントをまとめてお知らせします。水に対する理解がさらに深まるのではないでしょうか。
 
カッコ内のページ数は引用元です。

水の働きや性質 老化の定義のひとつ「体内の水分量が減ること」

藤田教授は水の研究を50年も続けています。その間70ヶ国以上で、900種類ほどの良い水・悪い水を飲んできました。
 
藤田教授によると、水には
 
・栄養を体のすみずみまで運ぶ
・不要な老廃物を排出する
・体温調節に作用する

 
といった働きがあります。
 
3~6%の水分が失われただけで人体は脱水状態になり、命の危機を招くこともあるのです。
 

 
藤田教授は老化の定義のひとつとして「体内の水分が減ること」を挙げています。
 
人間の体は成人男性で約60%、女性は55%が水でできていますが、最近の20代女性には50%ほどの水分量しかない人も増えています。
 
(女性は男性に比べてのどの渇きを感じにくいといわれています)
 
水分は筋肉に80%ほど蓄えられ、脂肪には10~20%しか含まれません。スリムで筋肉がついている人は、体内の水分量が多いと言えます。

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体を潤すための飲み方 意識して飲むべき量は1リットル

お茶やコーヒーには利尿作用があるとは、もはや常識になっています。これらを飲んでも、体を潤すことにはなりません。
 
この件について、藤田教授は次のように解説されています。

お茶やコーヒーには利尿作用がありますからね。100cc飲むと120ccくらいおしっこで出ちゃう。ビールだと150cc、のどはうるおっても体はうるおいません。(79ページ)
 

人は一日に2.5リットルの水を排出しています。不足しないように水を飲む必要があるわけですが、どの程度の量を飲めばOKなのでしょうか?
 
藤田教授は
 
・三度の食事でおよそ1リットル補給できる

・体内の代謝により0.5リットルほど水が作られる
 
ため、意識して飲む量は最低1リットルと主張しています。(ただし、運動したら追加で飲む必要があります)200ccのコップで5~6杯、ちびちび飲むのが理想です。
 
朝イチと夜就寝前の一杯は特に重要です。朝起きての1杯は血液を薄める働きがあります。

夜寝る前の1杯は「宝の水」と呼ばれるほど大事で、寝ている間に失われる水分をあらかじめ補給しておくのです。
 
この1杯が心筋梗塞や脳梗塞を予防してくれます。
 
それでは、具体的にどんな水を飲むべきなのでしょうか?
 
次ページに続きます。

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