飲むなら硬水?軟水?水を飲む際の注意点 藤田紘一郎教授

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藤田教授は非加熱のナチュラルミネラルウォーターつまり生水を飲むよう勧めています。
 
加熱殺菌をしてしまうと、水の分子構造が変わり、酸素や炭酸ガスなど、味を美味しくする成分が失われ、水の中に溶け込んでいる自然のミネラルも失われてしまうのです。
 
(このコンテンツは雑誌「クロワッサン 2012年 11/10号」78~81ページを参考にしています)
 

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非加熱のナチュラルミネラルウォーターは、現代病のもとである活性酸素を抑制してくれます。
 
 
現在藤田教授は、「島根のおいしい天然水」を飲んでいます。軟水なので飲みやすく、抗酸化力の強いナチュラルミネラルウォーターです。
 
 
軟水だけでなく、そのミネラル含有量の高さから生活習慣病の予防が期待できる硬水も飲んでいます。特に中高年には「カルシウム豊富な硬水がお勧め」だそうです。
 
体内のカルシウム分が足りないと、血液中のカルシウム量をキープするために骨や歯からカルシウムが溶け出てしまいます。これは副甲状腺ホルモンの働きによるものです。
 
この現象が続くとカルシウムが血管に付着して動脈硬化の原因にもなります。こうした理由から、循環器疾患が気になる中高年にはカルシウムの多い硬水がお勧めなわけです。
 
 
ここで、硬水・軟水の違いや特徴、注意点をまとめておきます。
 
以下の「硬度」とはカルシウムやマグネシウム含有量の指数であり、硬水・軟水の分類基準は日本でのものです。

◆硬水
(硬度100mg/l 以上)
 
特徴
・体質改善や健康促進が期待できる
・カルシウム・マグネシウムが多いものは脳梗塞や心筋梗塞の予防にも
 
注意点
・マグネシウムによる下痢
・マグネシウムの量が多いと独特の風味がある
・寝る前に飲むと、ミネラルの消化で内臓に負担をかけてしまう
 
 
◆軟水
(硬度100mg/l 以下)
 
特徴
・まろやかで飲みやすい
・日常の水分補給に向いている
・お茶や紅茶、日本食の調理に
 
注意点
・ミネラル含有量が少ないため、硬水に比べると体質改善などの効果はあまり期待できない

水を飲む際の注意点

藤田教授は水を飲む際にこんな注意点も挙げています。
 
■硬水は夜寝る前には飲まないほうがいい
寝る前に硬水を飲むと、ミネラルの消化が睡眠中に行われることになる。これでは体に負担がかかってしまう
 
 
■炭酸水は疲労物質の乳酸を流してくれるが、弱酸性なので常飲すると体が酸性に傾くおそれがある
 
 
藤田教授は

「今、この文明社会でいちばんの悪さをしているのは活性酸素です。体の細胞を錆びつかせますからね」
 
「心筋梗塞や脳卒中、がん、アトピーなどの生活習慣病の引き金にもなります。」
(79ページ)

と考えていて、
 
・携帯電話 電子レンジ 改札のタッチパネル
・インスタント食品などに含まれる添加物
・水道水に含まれる塩素
 
などはその活性酸素を増やす元凶になっています。
 
 
非加熱のミネラルウォーターは、活性酸素の悪さを抑えてくれます。

「いい水を2~3ヵ月飲むと、体調が良くなるのが分かるはずです」
(80ページ)

なのだとか。
 
 
「体に良いものを食べる」という考え方は当たり前になっていますが、「体に良い水の摂取を習慣にする」のは、金銭的負担も増えるからかそれほど一般的ではないようです。
 
(というか、日本の水事情が恵まれすぎているから?)
 
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正直言いまして、私も水には無頓着でした。私のメルマガでも、飲み方には何度も言及しましたが水の質自体はほとんど話題にしていません。
 
でもこの記事を読んで、「自分の生活の一部に『良い水』を加えてもいいかな」と感じるようになりました。
 
 
自分が飲む水全てをミネラルウォーターにすると確かにお金がかかりますが、一部を替えるのではあればそれほど負担にはならないでしょう。例えば、朝イチと寝る前の水はミネラルウォーターにするとか。
 
外国産のイメージが強いミネラルウォーターですが、良い水はたくさん日本にもたくさん湧出していますし。
 
 
人体の半分以上を組成する成分にこだわるのは、もしかしたら健康維持で最も優先されるべきかもしれません。
 
水を飲むポイント 終わり。
 

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