ハーバード大学とオハイオ州立大学の共同研究では、ブロッコリーを週2回以上摂取した男性は、週1回未満の男性よりも、膀胱がんの発生率が44%低下しました。
 
こうした研究結果から、ブロッコリーはがん対策の食品として注目されています。


 
カルシウム、鉄などのミネラルが豊富で、βカロテン、ビタミンC、E、B2と抗酸化ビタミンをそろい踏みで含有しています。
 
ポリフェノールの仲間であるケルセチン、がん予防に役立つイオウ化合物も含まれています。茎の部分はビタミンCや食物繊維を多く含有しています。
 
一年中出荷されていますが、旬である冬のものが味、栄養価とも優れています。
 
ブロッコリーは鮮度が非常に落ちやすく、ビタミンCは収穫後3日程で半減してしまいます。また、ゆでたりすると水に溶けやすいスルフォラファンやビタミンB2、Cともに半分くらいになってしまいます。
 
冒頭に少しふれたように、ブロッコリーはじめアブラナ科の野菜はがん予防効果が高いとされていて、私も意識して食べるようにしています。
 
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