このコンテンツではブロッコリーの栄養や作用についてまとめています。

ビタミンやミネラルが豊富というだけでなく、現代人が気になる病気にも作用してくれるようです。




ブロッコリーの栄養 様々なビタミン ミネラル 抗酸化物質

カルシウム、鉄などのミネラルが豊富で、βカロテン、ビタミンC、E、B2と抗酸化ビタミンをそろい踏みで含有しています。
 
ポリフェノールの仲間であるケルセチン、がん予防に役立つイオウ化合物も含まれています。茎の部分はビタミンCや食物繊維を多く含有しています。
 

 
一年中出荷されていますが、旬である冬のものが味、栄養価とも優れています。
 
ブロッコリーは鮮度が非常に落ちやすく、ビタミンCは収穫後3日程で半減してしまいます。また、ゆでたりすると水に溶けやすいスルフォラファンやビタミンB2、Cともに半分くらいになってしまいます。




スルフォラファンには血糖値コントロール効果も 抗酸化作用に加え

ブロッコリーに多く含まれているスルフォラファンは、抗酸化作用、解毒力アップや肝機能向上などの作用を持つことで知られています。
 
これらに加え2017年には、スウェーデンの研究者が「血糖のコントロールにも役立つ」と発表しています。
 
肝臓には高血糖を引き起こす遺伝子があり、糖質を過剰に放出して血糖値を上がりやすくします。
 
スルフォラファンはこの遺伝子のスイッチをオフにして、血糖値を下げやすくしてくれるのです。
 

 
スルフォラファンはブロッコリーとそのスプラウト以外にも、カリフラワー、キャベツ、白菜、菜の花、ケールなどにも含まれています。
 
(このコンテンツは雑誌「Tarzan(ターザン)」2018年4月12日号(Amazon)53ページを参考にしました)




ブロッコリーの膀胱がん抑制効果 ハーバード大の調査

ハーバード大学とオハイオ州立大学の共同研究では、ブロッコリーを週2回以上摂取した男性は、週1回未満の男性よりも、膀胱がんの発生率が44%低下しました。
 
こうした研究結果から、ブロッコリーはがん対策の食品として注目されています。
 
ブロッコリーはじめアブラナ科の野菜はがん予防効果が高いとされていて、私も意識して食べるようにしています。