ビールの健康効果 放射線防護効果

ビールに含まれるメラトニンなどの成分には、放射能による染色体異常を40%近く減らす効果があると放射能医学総合研究所が発表しました。
 
研究グループが被験者にビール大瓶一本を飲んでもらい、その後血液細胞に治療用放射線を照射したところ、飲酒前に比べて染色体異常を起こした細胞の数が最大で40%減少したのです。
 

将来的には放射線治療の副作用軽減などへの応用が期待されています。(下に関連情報があります)
 
 
ビールは古代エジプトでは神に捧げる神聖な飲み物でした。
 
疫病の予防や薬としても使われており、エジプトでは「液体のパン」とよばれていました。日本でも明治の初期には、ビールは薬屋で売られていたそうです。
 
中世のドイツではビールをスープのように料理しており、これは現在でもドイツの家庭料理として作られています。
 
ビールは炭酸ガスを含んでいるので胃を刺激し、胃液の分泌を促します。ビールは食欲を増進させるのです。
 
このような特徴と、ビールはビタミンやミネラルを含んでいることから、ヨーロッパでは回復期の病人食として作られたビールもあります。
 
 
「ビール腹」という言葉があるように「ビールを飲むと太る」というイメージがありますが、ビールのカロリーは体温の上昇や血行の促進などで大部分は消費されるそうです。
 
「ビールで太る」のは、ビールと一緒に何かを食べると食が進んでしまうのでカロリーオーバーになるのがメインの原因といえるでしょう。
 
ただし、飲みすぎはやはり良くありません。ほとほどに楽しく飲みましょう。
 
「病気知らず」の体をつくるビール健康法
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ビールの放射線防護効果 プレスリリースまとめ

2005年に「ビールには放射線防護効果がある」という話が取り沙汰されました。
 
「ホントかな?」と疑いたくなりますが、実はこれ、放射線医学総合研究所(以下 放医研)が正式に発表している研究結果なのです。
 
放医研と東京理科大学薬学部放射線生命科学の研究チームが共同でマウス実験を行っていて、そのブレスリリースはこちらです。
 
ビール成分に放射線防護効果を確認 平成17年8月11日
http://www.nirs.go.jp/information/press/2005/08_11.shtml
(現在は削除されています)
 
上の文書から一部を要約します。
 
ヒトの血液細胞やマウスを用いて行われました実験です。

◆ビールに溶けこんでいる麦芽の甘味成分などは、放射線により生じる染色体異常を最大で34%も減少させる効果がある(後述)
 
◆ビール中のアルコール分(エタノール)にも放射線防護効果がある
 
◆ビールの放射線防護効果は、X線だけでなく重粒子線(炭素イオン)にもある
 
◆ビールの効果はエタノール単独の効果よりも高く、ノンアルコールのビールでは放射線の防護効果が認められない
 
◆ビールにごく微量含まれている
 
・シュードウリジン
・メラトニン(体内時計を司るホルモン ガンマ線にのみ効果あり)
・グリシンベタイン(天然の甘味成分 エビやカニ、麦芽やキノコ、果実などに含まれる)
 
に放射線防護効果が見られる

実際には、放射線防護効果を意識しながらビールを飲む人はいないと思いますが、たまに思い出しながら飲むと、ビールがさらに美味しくなるのではないでしょうか?
 

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