近年「かかと落とし」という動作が健康雑誌などで話題になっています。
「かかと落とし」といっても空手家がやるアレではなく、
立ってかかとを小さく上げる→ストンと着地させる
を繰り返す簡単な動作です。簡単なのですが、いろいろな効果が期待できるとされています。
雑誌「壮快」に、「かかと落とし」の体験談がありました。
ポイントをまとめて紹介します。
(このコンテンツは雑誌壮快 2017年 8月号150~153ページを参考にしています)
成田かず子さん かかと落としで体調改善
ライフ&営業食アドバイザーの成田かず子さんは、子供のころに小児リウマチを患っています。
大人になっても体が弱く、2階までまで階段を上がるだけで息が切れ、途中で座り込んでしまうほどでした。
そうした不調を一気に改善したのが、「かかと落とし」動作です。
かかと落としを毎日行うことで、
・姿勢が良くなった
・体のむくみが取れた
・58kg(身長154cm)あった体重が8kg減った
・3階まで一気に階段を上がっても息切れしなくなった
といった目覚ましい効果が表れたのです。
骨ホルモンにより実践者にも様々な改善効果が
成田さんはこの経験をもとに、周囲の人にもかかと落としを勧めました。すると、実践した人にも様々な健康効果がありました。
・足のむくみが取れた
・下肢静脈瘤が改善した
・血圧が下がった
・血糖値が正常になった
・アトピー性皮膚炎が改善した
・ひざ痛・腰痛が軽減した
・肩・首のコリが消えた
・便秘が解消した
・頭痛・めまいが無くなった
・耳鳴りが消えて、ぐっすり眠れるようになった
・白内障の進行が止まった
・飛蚊症が消えた
これほど多くの効果があるのはなぜでしょうか?
成田さんは
・下に溜まりやすい体の「気」が全身を巡るようになる
・血液・リンパ液の流れも促進される
・体温が上昇して免疫力がアップする
といった理由を挙げています。
加えて、米国の研究では「骨ホルモン」の働きも指摘されています。
骨ホルモンは膵臓や脳、心臓など様々な臓器を活性化するのです。かかと落としで骨に衝撃を与えると骨ホルモンの分泌が促されます。
かかと落としの動作では、かかとは2~3cm上げるだけでOKです。
足を肩幅に開き、動作をリズミカルに1回1分、1日5回を目安に行いましょう。足がだるくなったら、膝から下を後ろに引き、その足を勢いよく前に振る動作を行いましょう。