ナッツ類は重量の半分を脂肪分が占めています。
というと、ダイエット中は禁物というイメージがありますが、実際はそうではありません。
摂取カロリーは同じで、ナッツを含む食事をとるグループと、含まない食事をとるグループをそれぞれ半年間調査する、という実験が米国で行われました。
その結果、ナッツを含む食事をとっていたグループの方がダイエットを行った際の成果が出やすかったのです。
ナッツの脂肪分はオレイン酸やアルファリノレン酸が多く、体脂肪をたまりにくくする効果や悪玉コレステロールを減らす作用が期待できます。
またナッツは硬さがあるため噛む動作が増え、同時に脂肪分が多いので腹持ちが良いのも特徴です。
ダイエット中にナッツを食べると、空腹の辛さが軽減されることから、ダイエットの途中で挫折する人が少ないこともわかっています。
脂肪のことばかり書いてしまいましたが、ナッツ類にはその他の栄養分も含まれています。
ナッツ類は良質のたんぱく質を20%ほど含んでいます。
また抗酸化作用が期待できるビタミンEも豊富です(ビタミンEは特にアーモンドに多くなっています)。
そのほかビタミンB群、カリウム、カルシウム、鉄や亜鉛もナッツ類は多く含んでいます。
ナッツ類を食べ過ぎるのは良くありませんが、空腹感を我慢したいダイエット中にはうまく利用してみてはいかがでしょうか。
ナッツ類は油脂が多くてもダイエットの味方
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