数年前のゴールデンウィーク中、名作アニメ「アルプスの少女ハイジ」全52話を一気に見てしまいました。

子供の頃に見た記憶がかすかにあるものの、もうほとんど忘れていたので、よい機会だと根性で見続けました。
 
いい話だなぁ~と物語に感動したのはもちろん、とろけたチーズをパンにのせる有名なシーンなど、細かい点にも和みまくり。


大人になって見ると、いろんな発見があるものです。
 
そのひとつとして、こんな(アホな)疑問もわきました。
 
「ハイジの食事は、栄養的にかなり偏っているのではないだろうか」
 
何せ、作中では青い野菜を食べるシーンがほとんどありません。大半がパン、チーズ、山羊の乳なのです。
 

 
そこで調べてみました。
 
ハイジ達がメインで食べていたのは、「黒パン」と呼ばれるタイプで、黒パンについてはこちらがダントツに詳しいです。
 
ハイジの黒パン
www.geocities.jp/hugu9een/essey1-03.html
 
一部引用させて頂きます。

貧しい山岳地帯では、そもそも単一の材料でパンを焼くことそのものが贅沢。
 
精製度の低い小麦粉のほか、大麦、燕麦、ライ麦、時には雑穀や栗、ジャガイモなど、その時々で入手できるものがパンになる。
 
ライ麦パンには、
 
炭水化物 たんぱく質 食物繊維 ビタミンB1 葉酸 ナイアシン 銅 マンガン 亜鉛 リン マグネシウム 鉄
 
など、多くの栄養素が含まれています。これは玄米と同じく、精製度が低いからです。
 
また、山羊の乳も
 
ビタミン類・・・A B1 B2 B6 ナイアシン 葉酸 C E K
ミネラル類・・・ナトリウム カリウム マグネシウム リン 鉄 亜鉛
 
と、多様な栄養素を含んでいます。

こちらのサイトによると、
 
究極のミルクは「やぎミルク」!なぜなのでしょう?
www.yagimilk.com/cgi-bin/ym/sitemaker.cgi?mode=page&page=page2&category=1
(現在この記事は削除されています)
 

 
山羊の乳は牛乳よりも・・・
 
・マグネシウムを20%
・カリウムを47%
・タウリンを20倍

 
多く含んでいて、
 
・消化吸収が良く、お腹がゴロゴロしにくい
・アレルギーを起こしにくい
・体脂肪を燃焼させやすい

 
という特徴があります。
 
ここまで調べてみて、「なかなか多彩な栄養素が含まれているなぁ」という感想と同時に、「各食材の含有量からすると、必要量にはちと足りないかな?」という印象も持ちました。
 
そこで、作品中の描写などから・・・

・パンは、ライ麦はじめ多種多様な食材で作られていた
 
・ブドウやリンゴといった果物を食べて(実際にそのようなシーンあり)ビタミン・ミネラルを補給していた
 

 
・果物のシーズンでない季節は、レーズンなど干した果物を利用していたのではないか
 
・当時の食品の栄養含有量は、現在よりもはるかに多かった
 
・ふもとの町で、その他の食品を購入していた

 
・・・といった推測をしてみました。
 
おじいさんはかくしゃくとしていますし、ハイジもすくすく元気に育っていたので、栄養は十分足りていたのではないでしょうか?