06年のサッカーワールドカップでは、日本代表の疲労を和らげるための秘密兵器に「炭酸風呂」が使われました。
 
日本代表のメディカルチームが選手の疲労を残さないための研究を続けてきたところ、絶大な効果がデータで実証されたのが炭酸風呂だったのです。
 
05年のコンフェデレーションズカップでも導入されています。

この炭酸風呂はバスタブに炭酸ガスボンベを取り付け、ガスをお湯の中に直接発射します。このお湯に入ると皮膚の表面温度が上がり、血行が良くなります。
 
疲労原因のひとつである乳酸も抜けやすくなるため疲労回復に効果があるのです。
 
炭酸のお風呂といえば、自然に発生している炭酸泉もあります。
 
ヨーロッパでは炭酸泉のことを「心臓の湯」と呼ばれ、入浴するだけでなく飲む飲泉としても利用しています。ドイツでは、炭酸浴が病気やケガの治療として古来から親しまれてきました。
 
 
日本の炭酸温泉と言えば大分の長湯温泉が最も有名ではないでしょうか。
 
07年の12月には長湯温泉協会が「長湯温泉協会は日本一の炭酸泉である」宣言を行っています。長湯の成分で作られた入浴剤も市販されています。
 
天然の温泉だけでなく、特殊なボイラーを使うことによって炭酸泉を人工的に作り出すこともできます。
 
健康ランドやスーパー銭湯の中には人工の炭酸泉を備えた施設もあります。
 
人工炭酸泉製造装置 炭酸くん