「薄毛の原因」と聞くと、何が思い浮かぶでしょうか?
 
遺伝、栄養不足、頭皮の血行不良あたりが話題になることが多いようです。

東京医科歯科大学の藤田紘一郎名誉教授は、
 
腸内環境も薄毛の原因になりうる
 
と主張されています。
 
つまり腸内環境の悪化は薄毛を引き起こすというわけです。ちょっと意外ではありませんか?
 
(このコンテンツは雑誌「壮快」2016年9月号108~109ページを参考にしました。)
 

 
藤田教授は55歳の頃から、薄毛が気になり始めました。髪の間から、地肌が見えるようになってきたのです。
 
それから10年間、世間で「ハゲに効く」とされている、ありとあらゆる方法を試します。しかし残念なことに、そのいずれも、薄毛改善には効果がありませんでした。
 
ところがその後、「あること」に気付いてから、教授の薄毛は著しく改善し始めます。
 
その「あること」とは・・・
 
食事です。
 
といっても「髪を増やすのに良い食べ物云々」ではなく、腸内環境を改善するための食事を習慣にしたのです。
 
すると、黒々とした髪がフサフサ生え始めました。
 
腸内環境が良くなるとなぜ髪が生えるのでしょうか?
 
薄毛を進行させる大きな原因のひとつに活性酸素があります。
 
活性酸素は、毛母細胞の働きと頭皮の血行の両方にダメージを与えるのです。
 
血行不全で毛根に栄養が十分届かなくなり、加えて毛母細胞もダメージを受けてしまえば、新しい元気な髪は生えてきません。
 
藤田教授は、薄毛を引き起こす原因としては、遺伝よりも活性酸素のほうが大きいと考えています。
 
ここで腸内環境が関わってきます。
 
近年の研究で、腸内細菌には活性酸素を除去する強力な抗酸化力があることがわかってきました。
 
つまり腸内環境を整えて、腸内細菌を活性化させると抗酸化力が高まり、髪の大敵である活性酸素を撃退できるのです。
 
大豆
 
藤田教授は以下のような食品を意識して摂取しています。
 
海藻類 キノコ類 大豆 青魚 玄米
 
これらを食べることで、腸内環境を整えているのです。
 
・・・しかし・・・
 
ヨーグルトがありませんよね?
 
腸内環境といえば、ヨーグルトが定番ですが、藤田教授はヨーグルトを積極的には勧めていないようです。
 
※参考
日本人はヨーグルトより納豆や味噌だ~!
http://npokitchengarden.hamazo.tv/e6440618.html
 
上のサイトから一部引用させて頂きます。

藤田博士はヨーグルトよりも、味噌やぬか漬けなどの日本古来の発酵食品をすすめています。
 
理由は・・・私たちの腸粘膜には約3万種、1000兆個の腸内細菌がすんでいるそうですが、その組成は生後10ヶ月でほぼ決まります。
 
生後10ヶ月というのは母子が密接して過ごすので乳酸菌が母から子へ受け渡されるのだとか。
 
つまり、あかちゃんの乳酸菌はお母さんの食べていた乳酸菌に似るのだそうです。
 
そのお母さんの乳酸菌はおばあちゃんの乳酸菌から。
 
おばあちゃんの乳酸菌はひいおばあちゃんから・・と代々続いている。
 
日本古来の発酵食品を食べたほうが免疫力を高めるのに優れているという根拠はここにあるようです。

参考にもうひとつ。
『乳酸菌生活は医者いらず』~藤田 紘一郎先生がヨーグルトを食べていないことにびっくり
http://fermentation-rabbit.seesaa.net/article/432842172.html

一番驚いたのは「乳酸菌生活は医者いらず!」にもかかわらず藤田先生ご自身は腸内環境のためにヨーグルトを食べないこと。
 
では何を取っているかというと「乳酸菌生成エキス」です。

ヨーグルトの摂取が腸内環境を整えることは間違いないので、このへんは考えようではないでしょうか。
 
藤田教授推薦の食品をとりつつ、ヨーグルトも食べる、という生活はそれほど困難ではありませんし。
 
藤田教授は当コンテンツ作成現在76歳ですが、髪の量、質ともに以前より若返っているそうです。
 
年齢に関わらず、「最近ちょっと髪が寂しくなってきた・・・」というあなたは、腸内環境の改善を意識してみてはいかがでしょうか。