卵は「完全食品」と呼ばれるほど栄養価の高い食品です。

卵を食べることで摂取できる栄養素は20種類以上あります。

卵の栄養 ビタミン・たんぱく質が豊富

特にビタミンAとビタミンB群の補給にはもってこいです。ただし、ビタミンCと食物繊維は卵には含まれていません。
 
この点を頭に入れて卵を使えば、栄養バランスに優れた料理ができます。
 

 
大豆などの植物性たんぱく質に不足しているメチオニンというアミノ酸を含んでいて、肝臓の働きを高める効果があります。
 
卵のアミノ酸バランスはとても優れているので、病気への抵抗力をつけるのに効果的です。
 
コレステロールを心配して卵を控えるケースもあるようですが、食べる卵の量とコレステロールは関係ないという説が近年は有力になっています。一日二個程度あればむしろすすんで摂りたい食品です。
 
私も意識して、最低一日一個は食べるようにしています。
 
卵白に含まれているリゾチームという酵素には細菌の増殖を防ぐ働きがあります。賞味期限を過ぎたり、ひびが入った場合でも一定期限内であれば加熱処理すれば食べられます。
 
卵から感染する代表的な菌であるサルモネラ菌も熱には弱く、加熱すれば死滅します。中心部の温度を70度以上、1分間以上加熱するのが目安です。
 
購入した卵はすぐに冷蔵庫に入れましょう。丸いほうを上にして保管すると内部の黄身が安定し、保存性が高まります。
 
冷蔵庫のドアポケットで保管するのが一般的ですが、卵パックから出さず、棚の奥にしまう方が良いとされています。ドア開閉時の温度差や衝撃が少なくなるので鮮度がより保持されるのです。




「一蘭」のゆでたまご「味覚を研ぎすます」

これは福岡の有名ラーメン店「一蘭」で仕入れた雑学です。すでにご存じの方も多いかも知れませんが・・・。
 
「一蘭」では、「塩ゆでたまご」をオーダーすると、たまごのウンチクを紹介した紙がついてきます。それによると・・・

「ゆでたまご」を食べて口直しをしながら日本酒の利き酒をする方がいらっしゃいます。利き酒師は多種類の微妙な味の違いを見極める味覚のプロの方です。
 
口の中に残っている今までの味を無にし、次に口にする物の味を鮮烈にするためにここでは「ゆでたまご」が利用されています。
 
この不思議な効果がある「ゆでたまご」を最初にお口直しとして食べて頂ければ、お客様の味覚をさらに研ぎ澄まし、次に食べるラーメンの味がより鮮烈に、また奥深く味わっていただける事と思われます。

・・・なのだそうです。知ってました?
 
今度ゆでたまごを食べる時には、味覚をちょっと意識してみてはいかが?
 

もみじ卵とは

福井県産の卵で、卵の殻がもみじ色をしていることからその名がつきました。
 
鶏を育てる飼料にこだわり、餌の65%を占めるトウモロコシはもちろん非遺伝子組みかえで、魚粉、にんにく、海藻粉末、パプリカなども使用しています。
 
もみじ卵は卵かけご飯に最適で、濃厚でありながら生臭さがありません。

卵2つで作るオムレツ動画

このコンテンツを作っている現在、私はオムレツ作りにチャレンジしています。上手い人がよくやってるあの「トントン」をできるようになりたいのです。
 
そこで、フライパンの動かし方や卵の混ぜ方、そして「トントン」のやり方を研究すべく、ネットで「オムレツ作成動画」を探してみました。
 
参考になる動画はいくつかありましたし、「おぉ、やっぱりウマいなぁ~」と感動したのですが、ひとつ問題が。
 

 
ネットで紹介されているのは卵を三つ使うやり方が多いのです。
 
私は現在ひとり暮らしなので、卵1~2個分のオムレツで十分なのです。
 
とはいえ卵の量が少ないとうまく作れません。
 
そこで参考になりそうな動画を探してみたら…
 
ありました!
 
参考にしてみてください。
 
(ちなみに卵が少ない時は、ゴムべらを使うとひっくり返しやすいようです。知り合いのイタリア料理店の店長さんも使ってました。下の動画でも別の用途で一瞬使われています)