うつというと、気分が落ち込む、不安を感じる、意欲・やる気・自信がなくなる、など精神面での症状が代表的です。
 
うつで不調を起こすのはメンタル面だけではありません。


 
一見うつとは関係なさそうな、次のような症状を発症する可能性もあるのです。

不眠 頭痛 めまい・耳鳴り 声の震え 肩・首の凝り 腹痛・便秘・下痢 手足のしびれ 筋肉・関節の痛み 動悸や息切れ のぼせ 味覚の変化 食欲・性欲低下

 
これらはうつによる自律神経やホルモンバランスの不調、筋肉の緊張などによって引き起こされます。
 
身体症状で最も多く表れるのは不眠や睡眠障害です
 
眠れない、熟睡できない、夜中に目が覚める、早朝に目が覚める、眠り過ぎてしまうなどですね。
 
眠れないだけでなく、眠り過ぎてしまうのも症状のひとつです。
 

 
睡眠の不調は加齢や睡眠時無呼吸症候群などでも発生するので、不眠症状=うつというわけではありません。
 
不眠症状に加えて精神的な症状(気分の落ち込み、意欲の低下など)がみられる場合はうつの可能性が高いと考えられます。