うつかどうかを自己評価する基準のひとつに、CES-D(セス・ディー)と呼ばれる評価表があります。
うつ症状のレベルを自己採点により評価するもので、世界中で使用されています。
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こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳
うつの自己採点評価 CES-D法 「ひっかけ」?設問もあります
20項目それぞれの精神状態が、A~Dいずれの頻度で発生するか、最も近いものを選んでいき、最後に採点します。
A この1週間で全くないか、あっても1日たらず
B この1週間で1~2日
C この1週間で3~4日
D この1週間で5日以上
1 普段は何でもないことで困る
2 食べたくない 食欲が落ちた
3 家族や友人に助けてもらっても、ゆううつな気分を払いのけることができない
4 私は他の人と同じくらいよい人間だ
5 物事に集中することができない
6 落ち込んでいる
7 何をするのも面倒だ
8 将来に希望がある
9 自分の人生は失敗だったと思う
10 何か恐ろしく感じる
11 熟睡できない
12 幸せだ
13 いつもより口数が少ない
14 さびしいと感じる
15 他の人は私にやさしくない
16 楽しい生活だ
17 泣き続けることがある
18 悲しい
19 人は私を嫌っていると思う
20 何かを始めることができない
A 0点 B 1点 C 2点 D 3点 で計算し、合計点を出して下さい。
ただし設問4、8、12、16 は A 3点 B 2点 C 1点 D 0点 で計算します。
これら四つは「ひっかけ」とでも言えそうな設問です。
合計16点未満は正常 16~20点は軽度 21~25点は中程度 26点以上は重度のうつとされます。
この評価はあくまで判断材料のひとつです。
しばらく時間が経つとまた違う結果になる可能性もあります。
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