このサイトとしては反応せざるを得ない記事がありました。
世界長寿の2人は卵好き 米と伊の女性、驚異の115歳
news.livedoor.com/article/detail/10289706/
卵といえば2015年4月の私のメルマガで、オーガスト・ハーゲスハイマーさんについてお知らせしました。
アンチエイジング・スペシャリストであるハーゲスハイマーさんが一日に卵をたくさん食べている件ですね。
上の記事のご長寿さんのひとりとオーガストさんは、卵を生で食べるそうです。
そこでちょっと調べてみたところ・・・
生卵は「体に悪い」という主張もあるんですよ!
卵はどう食べるべきか?考えてみました。
生卵はビオチンのせいで身体に良くない?
上の記事を参考に、世界的ご長寿さんの生活習慣をざっくりまとめます。
■モラノさんは病気がちだった幼少期に医師から卵を勧められ、毎日2~3個の生卵を食べてきた
■野菜や果物はあまり食べず、ステーキが好物 常用している薬はなし
■ジョーンズさんは朝風呂が習慣で、そのあと食事
■ベーコンとスクランブルエッグ、すりつぶしたトウモロコシを煮たグリッツがメニュー
■高血圧の薬とビタミン剤以外は常用していない
■緑内障のため、目は見えない
ジョーンズさんは卵に火を通しますが、モラノさんは生卵を食べるのが習慣なのだそうです。
以前お知らせしたように、オーガスト・ハーゲスハイマーさんは「卵は生で食べるのがベスト」と言っています。
どうやら、卵は生で食べるのが良さそう、という印象を受けませんか?
ということで、ネットでちょっと調べてみました。
すると・・・
生卵が抜け毛の原因!? 卵かけごはんにも注意が必要だった…
macaro-ni.jp/11074
怖いぞ!ビオチン不足 生卵にはご注意!
www.nstimes.info/03-2005/biotin_raw_eggs.html
知っておきたい“生卵を食べる”事のメリットとデメリット
matome.naver.jp/odai/2136202906647073301?&page=1
卵かけごはんがハゲの原因だった!!
matome.naver.jp/odai/2141534105165502501
それらしいキーワードで検索してみると、上のように「良くない」のオンパレードなんですよ!
生卵は頭髪に良くないのか?
「ハゲ」だ「抜け毛」だとありますが、要旨としては、
生卵の卵白に含まれている「アビシン」という物質(たんぱく質)が、「ビオチン(ビタミンH)」を体外に排出してしまう
というのが髪の毛に良くない理由です。
ビオチンは毛根や毛髪の成長を助ける働きがあります。それが排出されてしまうため、毛髪トラブルが増えるというわけです。
しかし、生卵を一日にたくさん食べるオーガストさんは薄毛には見えませんし、白髪が多いという印象もありません。
※参考画像は下のサイトをどうぞ
第31回 アンチエイジング・スペシャリスト/オーガスト・ハーゲスハイマーさん
アンチエイジングな食の法則とは…
www.goo.ne.jp/green/life/lohas/earth/3101.html
繰り返しになりますが、オーガストさんは「卵の栄養をまるまる取り込むには、生で食べるのがベスト」と主張しています。
(上のリンク先には目玉焼きの画像がありますが・・・)
そのオーガストさん自身が髪トラブルと無縁ということは、(一例だけではありますが)生卵でもOKという根拠になるはずです。
このへんは考え方次第かと思いますが、上で紹介した複数の記事からは、
・白くなるまで白身を加熱すればアビシンの弊害は無くなる
・生卵をたくさん食べなければアビシンを気にする必要はない
・・・といったことが読み取れます。
これらを踏まえて、卵の食べ方に関する、現時点での私の考え・対処法をまとめると、こんな感じです。
■一日一個程度であれば、全卵を生食しても問題なさそう
■ビオチンを多く含む牛乳、牛レバー、大豆などをたくさん食べる
■生卵を全く食べない(卵は全て火を通す)ほうがデメリットが多そう
(余談かもしれませんが、卵に火を通して食べていたジョーンズさんは緑内障を患っています)
しばらくはこの方針でいく予定です。
生卵の食べ方アイデア
ここまで読んで、「極端に多量でなければ、生卵を食べても良さそう」と感じた方も多いかもしれません。
でも、卵を生で食べるのってちょっとキツい、という気もしませんか?
実は私も、全卵を生で食べるのはちょっと抵抗があります。白身は特にそうです。
ロッキーばりに一気に飲む、というのもアリかもしれませんが、どうせならちょっと工夫して食事の中に入れたいところ。
そこでひとつのアイデアとして、
そうめんやつけめんのツユに生卵(あるいは黄身だけ)を入れる
というのはどうでしょうか?
私はすでにこれを何度か実行して、「なかなかイケる」と実感しています。生卵独特のドロッとした触感も、ツユとよく混ぜて麺につければあまり感じなくなります。
もちろんツユの味は変わってしまいますが、栄養価が格段にアップすると考えればOKではないかと。
これからの季節の定番・冷しそうめんは、とかく「たんぱく質不足」と指摘されます。この食べ方なら、その欠点も補えます。
夏バテを防止するためにも、ツユに生卵を試してみて下さい。