南雲吉則医師は、白米はいっさい食べません。
 
しかしロケなどの仕事で提供される弁当には白米が入っているため、いつも余らせていたそうです。
 
捨てるのももったいないため、そのご飯で甘酒を作ることに。それもヨーグルトを加えた「甘酒酵素水」です。


 
雑誌「壮快」に、南雲医師の「甘酒酵素水」の作り方が紹介されていました。




甘酒酵素水の材料と作り方

■材料
・白米・・・2合(約300g)、炊飯分の水
・追加投入分の水・・・1リットル
・乾燥米こうじ・・・500g
・乳酸菌入りヨーグルト・・・大さじ1
 
出来上がり量は2リットル強(約5日分)になります。
5合炊きの炊飯器が満杯になる量です。
 

 
■作り方
1 米を炊飯器で普通に炊く
 
2 炊きあがった1に追加分の水を入れて冷まし、よくほぐした米こうじを加えて混ぜる
 
3 2の炊飯器を保温モードにする 蓋は開けたままにして、内釜の上からふきんかザルをかぶせておく 8時間ほどで甘酒が出来上がる
 
4 3をボウルなど大きめの容器に移し、ヨーグルトを加え、まんべんなく混ぜる 常温でさらに8時間おき、甘みがなくなったのを確認したら、甘酒酵素水(甘酒ヨーグルト)の出来上がり
(甘みが多少残っていても問題ありません)




保存法と飲み方・アレンジバージョン

■保存の仕方
・容器の上からふきんかザルをかぶせて常温に置き、毎日朝晩かき混ぜる
 
・作った甘酒酵素水は、5日程度で飲みきる
 
・生ものなので、発酵が進み過ぎて腐敗しないよう注意する 異臭や異変を感じたら飲まずに最初から作りなおす
 
■飲み方
・毎日、朝と晩に、コップ一杯程度をそのまま飲む 温める場合は、60度以上に加熱しない
 

 
■アレンジバージョン
上の4の工程で入れる菌を替えると、違った甘酒酵素水ができます。
 
・ビフィズス菌入りのヨーグルトを大さじ1入れる→乳酸と酢酸が発生→ヨーグルト風味の甘酒酢になる
 
・製パン用のイースト菌を少量入れる→エチルアルコールと二酸化炭素が発生→微炭酸のアルコール飲料になる
(お酒なので、アルコールに弱い人や20歳未満の人は飲まないように注意して下さい)
 
甘酒酵素水の作り方は以上です。
 
このコンテンツは雑誌壮快 2016年 10月号(Amazon)38~39ページを参考にしました。