以前私のメルマガで
 
「『病気にならない生き方』で話題になった新谷弘実医師は食事の30分前に果物を食べるようにしています。
 
これは果物の酵素を食事前に摂取することが目的です」といった内容をお伝えしました。
 
これに関して、読者のAさんから次のような指摘を頂きました。(Aさん、ありがとうございます)

以下、Aさんからのメール一部引用

内容の一部に誤りがあるようです。
 
酵素の話です、酵素は酸と熱(温度)により変性します。
 
食物酵素が、咀嚼され食道を通り胃に達しすると胃酸に曝され、酵素の立体構造が変化して酵素機能が失われ、ただのタンパク質となります。

 
胃酸はPH(ペーハー)が1~2の非常に強い酸性です。強酸性の胃酸に酵素が触れると酵素の機能が無くなってしまいます。
 
酵素と聞いて連想するフルーツで最も多いのは、キウイではないでしょうか。キウイにはアクチニジンというたんぱく質分解酵素が含まれています。
 
テレビなどで、キウイで肉を溶かす実験を見たことがあるのではないでしょうか。アクチニジンはかなり強い酵素ですが、このアクチニジンも胃液の酸によって作用を失ってしまうそうです。
 
 
Aさんのメールに対して、私は次のように返信しました。

ご指摘のとおり、食事で摂取した食物酵素の一部は性質が変わってしまうかも知れませんが、酵素としての機能を保ったまま体内に吸収されるものも存在するように思われます。
 
よって、「食前に果物を食べる」という新谷医師の考えも道理にかなっていると私には感じられました。

 
つまり、食事でとった酵素が100%全て変性してしまうのではなく、中には酵素としてそのまま吸収されるものもあるのではないかな?と私は考えたわけです。
 

 
非常に有名な食物酵素にナットウキナーゼがあります。納豆に含まれていて、血栓を溶かしてくれるというアレです。
 
実はナットウキナーゼも酸に弱く(PH4以下ではほとんど活動しなくなります)、納豆を食べると胃酸によって酵素機能を失ってしまうのです。
 
それでも「納豆のナットウキナーゼで血液サラサラに!」なんてことは今ではほとんど常識になっています。なぜでしょうか?
 
それはナットウキナーゼが納豆のネバネバ(ムチンという成分)によって保護されており、胃酸からガードされているからなのだそうです。
 
そのため酵素としての機能が損なわれません。
 
次のページへ続きます。
 
病気にならない生き方
リビングフードで脱アトピー : 健康・美肌の鍵は“酵素”にあった?![DVD]