管理人の普通の顔健康雑誌などで、「ソンキョ(蹲踞)体操」という動作の記事を目にします。

いとう整形外科医の伊藤邦成院長が考案した「ソンキョ体操」は、力士が行う「蹲踞(そんきょ)」を基にしています。
 
簡単な動作ながら、脊柱管狭窄症の症状を改善させた例が多数報告されています。
 
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整形外科医が教える元気な体の作り方
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そんきょ体操で脊柱管狭窄症改善 立ち姿勢から&イスに座ってのやり方

力士は立ち合いの前、蹲踞の姿勢から何度も前屈します。伊藤医師によると、この動作は血流を良くする意味があるのだそうです。
 
力士は土俵下で自分の取り組みを待つ間、長時間座っています。
 
腰の血流が悪くなっているため、この動作で血流を回復させ、ウォーミングアップしているわけです。
 
そんきょする力士
 
この効果は、一般人がやっても期待できます。

腰の血流を良くするソンキョ体操
 
1 足を肩幅より広めに開いて立つ 足先は外に開き、膝も足先と同じ方向を向くようにする
 
2 手のひらを膝に置き、膝の高さくらいまでお尻を落とす
 
3 その状態から上半身を前方に倒し、お尻を上下に5~10回動かす
 
4 お尻を上げた状態で上半身を起こす
 
※1日に何度行ってもOKです
※腰の後ろがしっかり伸びるのを感じながら、ゆっくり行う

 
ソンキョ体操は、イスに座っても行えます。

イスで行う前屈体操
 
1 イスに腰掛けて少し足幅を広げ、両膝に手を置く
 
2 この姿勢からあごをひいて前屈をゆっくり5~10回繰り返す

 
いずれの運動も、ちょっとした空き時間で実践可能です。
 
特別な道具も必要ないので、脊柱管狭窄症の方は試してみてはいかがでしょうか。
 
(このコンテンツは、雑誌「壮快」2016年128~129ページを参考にしました)
 
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壮快 2016年 07 月号
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