薄毛や白髪対策として、「髪に良い」とされる情報は、既存のメディアやネット上に大量に存在します。
健康サイトを運営している関係上、私も毛髪に関する情報はたくさん目にしました。
髪についての記事をあれこれ読んでいると、情報の取捨選択が進み、「これは確かに大事」「これはそれほどでもない」と自分なりの基準ができてきます。
これまでに目にした情報や私の習慣・体験を根拠に、「髪に良い」と私が考えていることを紹介します。
髪に関して何かお悩みなら、参考にしてみてください。
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私がどういう頭(髪)をしているのかをお見せします。
「髪に良いこととは?」と偉そうなことを書く私が、薄毛で白髪が多かったら説得力がありません。
そこで、訪問者の皆さまに判断して頂くため、恥を忍んで私の頭を動画で公開いたします。
もちろん白髪染めや植毛などの手は加えておりません。(やたらツヤがあるのは風呂上がりで少し髪が濡れているからです)
この動画撮影当時の私は41歳です///
正直言いまして、こめかみのあたりには白髪がありますし、ご覧になったあなたが「髪少ないじゃん!」と感じられたらこのコンテンツはあまり役に立たないかもしれません。
加齢や遺伝による薄毛・白髪は不可避
このコンテンツでは「髪に良いこと」を次のように定義しています。
薄毛や白髪を防ぐ、あるいはこれらの発生を極力少なく、遅くする。
薄毛や白髪が悪いこととは全く思いませんが、便宜上このように定義させて頂きます。
そして、予防線を張るわけではありませんが、
加齢・遺伝の影響を受けるのは仕方がありません。
年をとってシワが全くない人はいないように、60歳や70歳になっても髪は黒々でフサフサ、というのは極めて困難です。
高齢になっても若い頃と全く同じ髪をキープしたいのであれば、このコンテンツはあまり参考にならないかもしれません。
加齢と遺伝に関しては、もはや仕方ないと割り切るしかありません。
しかし、それ以外の要素であれば、かなりのレベルで髪に良い対処は可能だと考えます。
髪に影響を与える6つの要素 そのうち2つに注目
それでは具体的な対処を考えていきます。
髪に影響を与えるとして取りざたされるのは、主に次の6つではないでしょうか。
1 食事・栄養
2 血行
3 ストレス
4 頭皮の清潔さ
5 加齢
6 遺伝
上で書いたように、5と6はちょっと置いといて、私が最も大きなポイントだと考えるのは1の食事・栄養と2の血行です。
対策を最も実践しやすいのはこの二つです。
3のストレスは主に周囲の環境(多くは仕事や人間関係に関わるものでしょうか)に起因しているため、自力だけで変えるのはなかなか困難です。
各自で対処法も違うので、ここでは言及しません。
また4の頭皮の清潔さは、確かに大事だとは思いますが、優先度としては1と2が高いと考えます。
どれだけ頭皮を清潔にしても、髪に必要な栄養を摂取しなかったり、摂取してもその栄養が血液により頭部に運ばれなければ健康な毛髪は生えるべくもありません。
管理人としては、髪にとって最も大事なのは
食事・栄養と血行
と結論いたします。
それでは、その食事・栄養と血行について、具体的にどうすれば「髪に良い」のでしょうか?
食事と栄養 私は玄米や卵 ビタミンCサプリを習慣に たんぱく質も大事
いきなり結論から。
何を食べると髪に良いのでしょうか?
私は
多くの栄養素を含む食品
は間違いなく髪に良いと考えています。
具体的には
などです。
「食品」というよりサプリメントの範疇のものもありますが、とにかく多種多様な栄養素を含む食品です。
「髪のためにはバランスの良い食事を」とは決まり文句になっており、これは正しいと私も考えています。
ということは、より多くの栄養素が含まれている食品を食べるほうが、栄養のバランスが良くなって有利なのは当然です。
白米を食べるより、玄米を食べるほうが髪に良い習慣といえます。
私は玄米、卵、スピルリナ(たまに青汁)を習慣として摂取しています。いずれも多様な栄養が含まれており、髪に良い食品です。
朝食で玄米を食べる際、玉子も食べていて、食後にはスピルリナとビタミンCサプリを飲んで摂取栄養素の穴を埋めています。玄米と卵にはビタミンCが含まれていないのです。
スピルリナは私の場合、免疫力をアップして、いぼを完治させるために飲み始めました。
2004年の話です。
(※参考)いぼ撃退体験談
以後、ずっと飲み続けています。
ネット検索すると、スピルリナは免疫力の強化目的よりも、育毛のためとしてのサプリメントとして認知されているようです。
私はそれは知らなかったのですが、結果的に私の毛量は(主観では)そこそこキープされています。(これはプラシーボではありませんよね)
そしてこの多様な栄養を摂取したうえで、タンパク質も不足しないようにしたいところです。
髪の主成分はたんぱく質です。たんぱく質が不足したら、髪の生成はできません。
私はプロテインやアミノ酸のサプリメントを常用しています。これが結果的に、髪に良い習慣になっているようです。
髪に良い食についてまとめると
・多くの栄養素を含む食品をとる
・たんぱく質を意識してとる
であり、髪に良い食習慣の例を挙げると・・・
・一日一食は玄米を食べる
・同様に玉子も一度は食べる
・食後にはスピルリナ(青汁やクロレラなどでもOK)を飲む
・(必要であれば)サプリメントでたんぱく質やビタミンCを摂取
といったところです。
これを実践できれば、いわゆる「髪に良いバランスのとれた食事」の理想に近づきます。髪に良いだけでなく、免疫力向上など体質改善効果も期待できるでしょう。
大切なのは、これを習慣にしなくてはいけません。
期間限定で髪に良いものを食べてもダメです。
髪は毎日伸びていますよね?
ということは、毎日そのための栄養を必要としているわけです。
毎日栄養を供給してあげましょう。
「習慣にする」というと大仰に聞こえますが、摂取する品目はそれほど多くないので、ズボラな私でも続いています。
髪を作るためには、まず何よりその材料がないと話になりません。
ヘアケアや頭皮ケアよりもまず材料、なのは道理ではないでしょうか。
栄養を運ぶ血流も重要 ウォーキングや水泳で体を動かす
栄養と同様に大事なのは、血流です。
摂取した栄養を髪に運ぶのは血流だからです。栄養を十分とっても、髪に運ばれなければ意味がありません。
そこで血流を促すために、よく言われる適度な運動が必要なわけです。
運動であれば何でも良いと思いますが、とりあえずはできるだけ歩くよう心がけてはいかがでしょうか。
ウォーキングほど、その気になればいつでもどこでもできる運動はありません。お手軽かつコストもかからず、血流も促進されます。
しばらく歩けば膝から下がだるくなるくらい、足の指で地面をつかみながらシャキシャキ歩けば効果もアップします。
何はさておき、まずはウォーキングです。手軽にできるものから手をつけると長続きしますしね。
さらに血のめぐりを良くするため、時間が許せば、ウォーキングに加えてもう少し運動したいもの。
血流促進効果が一番高いと考えるのは水泳です。
ネット検索してみてください。「水泳は髪の毛に良い」旨の体験談がいくつもあります。
水泳は身体を横にしての全身運動です。こんな動きができるのは水泳だけです。
血液を体内にくまなく巡らせるのに、これほど適した運動はありません。
髪のために血流促進を意識するなら、まずはウォーキングを心がけ、機会があったらぜひ水泳も実践してみてください。
速く泳ぐことは意識せず、マイペースでOKです。
プールのカルキは髪にダメージを与える?
ちなみに、プールで泳ぐとカルキが髪にダメージを与えるのではないかとの懸念を目にします。
私としては、カルキの影響はほとんど気にする必要は無いと考えています。
毎日何キロも泳ぐなど、カルキと長時間接触するなら関係あるかもしれませんが、週に1~2回泳ぐのであればその影響はまず無視しても構わないでしょう。
私は週に一回泳いでいますが、「カルキが良くないのかな?」と感じることはありません。
仮に何か支障があっても、水泳によって得られるメリットのほうがはるかに大きいと感じます。
血流阻害はNG タバコやストレス
血流を促進するよう心がける一方で、血流を妨げる要素は極力排除しなくてはいけません。
最も代表的なのはタバコです。タバコは血管を収縮させます。
喫煙した瞬間にスーッと血流が無くなる毛細血管の映像は有名ではないでしょうか。
髪の健康を気にしているなら、タバコは絶対にやめましょう。
薄毛から髪の毛を復活させたお笑い芸人の水道橋博士さんも、「タバコを一本吸うたびに毛根がひとつ死ぬ」と意識して禁煙を徹底しました。
タバコと同様に過度のストレスも血流にはよくありません。
ストレスは交感神経を優位にし、血管を縮小させます。ストレスが続くと白髪が増えたり、薄毛や脱毛症をひき起こすのは血流が減少するからと考えられます。
上でも触れたように、ストレスは環境の問題なので自分で対処するのは難しいですが、可能な限りストレスを軽減させるよう努力してみましょう。
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髪は最も”後回し”にされてしまう ここまでのまとめ 必要なこと・NGなこと
髪の毛は無くても命に関わるものではありません。
そのため、栄養供給の優先度は最も低いと言えます。「髪の毛は無くても別に困らないから、栄養を運ぶのは後回し」と体は判断するわけです。
栄養や血流が少しでも不足気味になったら、「髪の毛にはいらないだろ」ということになり、髪は栄養不足になってしまいます。
すると、白髪や薄毛が進行することになりかねません。材料が供給されないわけですからね。
栄養は十分にとり、、血流も可能な限り促すよう心がける必要があるわけです。
ここまでの内容をまとめます。
薄毛・白髪対策に必要なこと、それは
・髪が必要としている栄養
・その栄養を髪に届けるための血流
の二つです。
髪に必要な栄養を摂取する食生活の一例として、
・玄米と玉子を一日一度は食べる
・たんぱく質が不足しているならプロテインやアミノ酸で補給
・その他の栄養をスピルリナや青汁で補給
あたりはどうでしょうか。
青汁、スピルリナの代わりに、クロレラ ユーグレナ プラセンタ ローヤルゼリー ビーポーレンなどでも良いでしょう。多様な栄養素をとるのがポイントです。
こうして摂取した栄養は、血液に乗せて髪に運ばなくてはいけません。
そこで、血流を促進させるためには
・適度な運動
が必要で、まずはウォーキングをおすすめします。
心がければ、日常生活で歩く場面はいくらでもあります。できるところからやりましょう。
ウォーキングを習慣にしたら、できれば時間をとってもう少し身体を動かしましょう。
個人的には水泳がおすすめです。
このへんは自分に合う運動で構いません。
タイムを競わず、マイペースでやりましょう。
タバコやストレスなど、血流を妨げる要素はご法度です。
タバコを吸わないのは当たり前として、ストレスも可能な限り逃がすようにしましょう。
世の中にはシャンプーや育毛剤など、「髪に良い」として流通している商品がいくつもありますが、まずは栄養と血流という二つの必須要素を満たしたうえで、これらの商品を適宜使用するべきです。
髪を作る材料(=栄養)もなく、その材料も運ぶ働き(=血流)も覚束ないまま育毛に励んでも、結果が出るとは思えません。
逆にこれらの要素を満たしたうえで商品を用いれば、より効果的な育毛作用が期待できます。
髪の健康を意識するなら、まずは何より栄養と血流に気を配ってみてください。
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ここまでの主張を真っ向から否定する「Tarzan」の記事「これらは全てウソ」
雑誌「Tarzan」に、私の考えを真っ向から否定する記事がありました・・・orz
上のコンテンツで私は「白髪・薄毛を防ぐには栄養と血行が大事なのでは?」と書いており、それほどハズしていないつもりだったのですが・・・。
雑誌「Tarzan」のNo.646 2014年4月10日号に、AGA(男性型脱毛症)の特集があり、こんな記事がありました。
・ひげや胸毛の濃い人は頭髪が薄くなりやすい
・薄毛の人は性欲が強い
・体臭が強い人は薄毛になる
・女性はAGA(男性型脱毛症)にならない
・脂症の人は薄毛になる
・白髪の人は薄毛にならない
・頭皮が動く人は薄毛にならない
・髪を長く伸ばすと薄毛になる
・欧米人に比べ、東洋人はハゲやすい
・食が欧米化したから、日本人に薄毛が増えた
・煙草を吸うと薄毛になる
・帽子をずっと被っていると薄毛になる
・薄毛の治療薬はない
・頭皮をたたくなど、刺激を与えると髪が生えてくる
・海藻を食べると髪が増える
記事によると、以上は全てウソなのだそうです。
さらには、こんな解説も。
男性ホルモンの量はAGAとは関係がない。さらに血流、脂、頭皮の硬さや蒸れ、食生活、髪の色なども全くの無関係。
雑誌Tarzan 2014年4/10号(Amazon・PR)26~27ページより
私の考えとは真っ向から対立してますね・・・orz
「タバコ、血流、食生活は関係ない」とガッチリ否定されてますよ。
これだと、世の中に出回っている育毛・増毛法の類はほとんどが否定されてしまうのではないでしょうか?
髪の毛も体の一部なので、食事や血流と無関係とは私には思えないのですが。
喫煙が血流を悪くするのは事実ですし、タバコの有害物質を分解するために代謝機能に負担がかかるのは間違いないと考えます。
確かに喫煙者でもフサフサの人はいますが、タバコが髪の健康に無関係とは言えないのではありませんか?
別コンテンツで紹介している、お笑い芸人・水道橋博士さんの育毛法でも、禁煙は「育毛のための三大ポイント」のひとつでした。
どのようにお考えでしょうか?
健康情報を判断するのは難しいものですね・・・。
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