健康な頭皮は柔らかく、指で揺らすと前後左右に動きます。
 
しなやかに動かなかったり、揉むと痛みを感じる、あるいは凝った感じがあるなら頭皮の血流が滞っていると考えられます。
 
頭皮の血流が滞ると抜け毛の原因になります。

簡単な頭皮マッサージ法を紹介します。
 
まず、頭皮マッサージはシャンプーをした後の清潔な頭皮に行います。
 
スカルプエッセンスという頭皮用の美容液をつけた後、親指をこめかみの上に置きます。その他四本の指の腹を使い、ギザギザ、あるいは円を描くようにして
 
髪の生え際→頭頂→うなじ
 
の順番でマッサージします。
 
スカルプエッセンスを使わないならば、シャンプーをするときに上のマッサージを行い、同時に毛穴の汚れを落とす意識でやると効果的です。
 
簡単なマッサージですが、やってみると意外と気持ち良いものです。^^
 
抜け毛を防ぎ、育毛を促すには頭皮の血流を良くすることが重要なポイントになります。
 
そのため適度な運動を定期的に行うことが大事です。体を動かすことで血液の循環を促すわけです。
 
運動というと筋肉や生活習慣病予防などが意識されがちですが、頭髪の健康を維持するためにも必要なのです。
 
言い換えるなら、血流を阻害する行為は頭髪に良くないということになります。
 
その代表が喫煙です。
 
喫煙は血管を収縮させ、末端組織への血流量を減らしてしまいます。
 
喫煙ではガンなどの疾患と関連付けられることが多いですが、喫煙が抜け毛の原因になることももっと意識されていいのではないでしょうか。

実は薄毛ではないかも?洗い過ぎは頭皮乾燥の原因

薄毛に悩む人は男女を問わず多いですが、「自分は髪が薄い」と思い込んでいるケースも少なくありません。
 
ある統計によると、頭髪治療クリニックを訪れる人の6人に1人は治療の必要が無いほどフサフサなのだそうです。
 
そういった人は強迫観念が強く、「薄毛の心配は無い」という診断を受けても納得しないのだとか。
 
「髪が薄い」と思い込んでいる人は、往々にして髪を洗い過ぎる傾向があります。「頭皮を清潔にしておかないと毛が抜けてしまう」という強迫観念があるのです。
 
洗髪自体は問題ないのですが、洗い過ぎとなると話は別です。
 
洗顔しすぎるとかえって肌が荒れるように、頭皮も洗い過ぎると必要な脂分まで落としてしまい、良くありません。
 
特に冬は湿度が低く、空気が乾いています。
 
頭皮の脂分は乾燥を防ぐためのものなので、冬の時期あまりに洗髪しすぎると頭皮が乾燥してしまいます。
 
頭皮の乾燥は発毛を阻害するといわれています。「頭皮を清潔にして薄毛を防ぐ」つもりで洗い過ぎると、かえって薄毛を招きかねないのです。
 
頭皮の感想はフケやかゆみの原因にもなるので、ヘアケアもやりすぎは良くないのです。