前のページはこちらです。
 
メガネがイヤになった私は、高校の終わりごろコンタクトレンズに挑戦します。

それからおそらく10年ほどコンタクトと付き合うことになりますが、前ページで少し触れたように私はコンタクトに良い思い出はあまりありません。
 
とにかく目に合わなかったんですよ。(´Д`)
 

 
このコンテンツでは私のコンタクトレンズ使用での失敗談をまとめています。




とにかく目が痛かったハード ゴミが入ったらキツい 中でも最悪だったのは…

乱視がひどいのと、目の病気になりにくいからという理由でまずはハードを作りました。
 
私は特に右目の乱視がひどく、当時は乱視の矯正はハードレンズでしかできませんでした。最近は乱視を矯正できるソフトレンズもあるそうですが。
 
しかし!
 
ハードは目が痛くてたまりませんでした。一時も入れていられない、というわけではないのですが、とにかくものすごいストレスになるのです。
 

 
お酒を飲んだら目がやたら赤くなりますし、四六時中目がゴロゴロして、街中で目にゴミが入ったりすると涙がボロボロ出てそれはもう地獄でした。
 
鹿児島の桜島に旅行に行き、火山灰が目に入った時は最悪でした。
 
コンタクトを外せる状況でもなく、半日ほど目に灰を入れたまま過ごすハメになりました。
 
コンタクトしてる目に火山灰が入ると痛いんですよー!
 
ハードを使ってる友人や先輩の中には平気な様子の人もいたので、不快感の強さには個人差があるのでしょう。私は「ちょっと勘弁してくれー(泣)」という感じでした。
 
私はめんどくさがりなので、レンズの付けはずしや洗浄・保存もひどく億劫でした。ハードではスポーツも思い切ってできませんし。
 
こりゃだめだということで、乱視を矯正できないことは承知でソフトレンズを使うことにしたのですが・・・。




対してソフトはあまりにも快適 しかしそれがアダになり…

ハードコンタクトがあまりにも目に合わず、スポーツも思い切ってできなかったことから、ソフトコンタクトも作ってしまいました。
 
実際に装着してみると・・・
 
「なんて快適なんだ!」
 
あまりの違和感の無さに本当に驚きました。「目に何か入ってる」感じがしないんですよ。
 
乱視は矯正できなかったので見え方にやや違和感はあったのですが、それまでハードで辛い思いをしていた私はソフトレンズにホレこんでしまったのです。
 
しかもソフトは、それほど制限されることなくスポーツもできます。あまりの快適さにずっと使ってました。
 

 
・・・しかしその快適さがアダになり、コンタクトを着けっぱなしにすることが多くなりました。




コンタクトしたまま寝るのは絶対NG!結膜炎で大量の目やに発生

最悪だったのは、コンタクトを着けたまま寝ることです。
 
夜ふとんで寝るときはさすがに外してましたが、コンタクトのまま「ついうたた寝」は何度もやらかしてしまいました。
 
コンタクトしたまま寝ると、起きた時にレンズが目に貼り付いたり(これはソフトでもハードでも同じです)、コンタクトが汚れて視界が曇ることがあります。
 
「目には悪いだろうな~」とは思いつつも、睡魔に勝てず寝てしまうこと数知れず。私のズボラな性格が如何なく発揮されていました。
 

 
そんなことがしばらく続いたある日、朝起きても右目が開かないことに気付きました。左目も何やらベタベタする感じが。
 
上下のまぶたがくっついてるのです!
 
「???」
 
ワケわからないまま、洗面所で顔を見ると、両眼に大量の目やにが発生していました。
 
目頭だけでなく、まつ毛の根本全体にそれこそ「ヤニ」を盛ったようにドッサリ発生していました。目が開かなかったのは、目やに同士が糊のようにくっついていたからです。
 
汚い話なのですが、あまりの目やにの量になぜか感動してしまいました。
 
ソフトレンズの使い方が無茶だったため、結膜炎になってしまったのです。




目薬で激痛 完治はしない?結膜炎 再びメガネに

大量の目やにが出た私は当然あわてました。まぶたを開けることすらろくにできないのです。
 
これでは人前にも出られません。
 
「とりあえず目薬でもさすか・・・」と私は手近にあった、刺激が強くてスッキリするタイプの目薬をさしました。
 
…地獄を味わうことになるとも知らずに。
 

 
ギャーーー!!
目が痛えぇーーーーっっ

 
結膜炎になった時、刺激が強いタイプの目薬をさしてはいけません。刺激が軽く10倍は強くなり、目が焼けるように痛くなります。
 
キターー(←古い)どころの話ではありません。まさに悶絶します。
 
いい大人が洗面所で「ぐおぉぉぉぉ」なんてうなりながら苦悶するサマは何ともマヌケなものです。(しかも目には大量の目やに)
 
痛みが過ぎ去るのをひたすら待ち、目やにを落とした後眼科に行くと「アレルギー性結膜炎ですね」と言われ、まぶたの裏にブツブツができていました。
 
このアレルギー性結膜炎はなかなか治りませんでした。
 
ネット上でも、「アレルギー性結膜炎がいつまでたっても治らない」という書き込みを目にすることがあります。
 
私の場合、ある程度落ち着くまでにおそらく1年半くらいかかったのではないでしょうか。(実をいうと、今でも完治はしていないんじゃないか?と思うことがあります)
 
アレルギーのブツブツができていても、ある程度症状が治まればコンタクトを着けることは可能です。しかし不快感は強くなります。
 
ソフトレンズでさえゴロゴロしたり、ずれるようになるのです。
 
ここに至って私はコンタクトをほぼあきらめました。不快感がストレスでしたし、目が異常に疲れたのです。
 
またメガネの生活に逆戻りです。大学を卒業してから仕事を始めてしばらくはずっと眼鏡をかけていました。
 

 
重度の近視に加えて乱視もひどかったので、ものすごく分厚いレンズの眼鏡でした。
 
私の仕事は肉体労働の側面もあったので作業中にぶつけたりホコリが付いたりして「邪魔だな~」といつも思っていたものです。
 
そんな生活がしばらく続いたある日、ひょんなことから私はレーシック手術の存在を知ります。




レーシック手術を決意

メガネ生活再開からしばらくして、ある人から「近視を治せる手術があるよ」と聞きました。
 
それが当時北米で普及していたレーシック手術だったのです。
 
近視は治らないと考えていた私は、ワラにもすがる思いでレーシックのことを調べました。2000年のことです。
 

 
当時レーシック手術は日本では珍しいものでした。
 
「近視が治せるなら!」と半分実験台になるつもりで、カナダでレーシック手術を受ける手続きを始めるのです。
 
カナダでのレーシック手術について詳しくは、こちらにコンテンツを作っております。
 
興味がある方はご覧下さい。^^
 
ネタバレになってしまいますが手術は無事成功し、それ以後はメガネともコンタクトとも無縁の生活になりました。
 
快適そのものです!
 
いろいろな話題のあるレーシックですが、私は考えてみてもいいんじゃないかな?と考えています。
 
最近はレーシック以外にも複数の近視矯正手術はあるので、比べて検討してみてはいかがでしょうか。
 
以上、視力についての私的な話はおしまいです。長々と失礼致しました・・・。