ものまねタレントのキンタローさんは視力が良く、ずっと裸眼で過ごしてきました。
 
しかし30歳で芸能界デビューしてからは、以下のような理由から目の不調を感じる機会が増えてきました。

・スタジオの乾燥した空気
・目が痛くなるほど浴びる、強烈な明るさのライト
・目をパッチリさせるためのカラーコンタクトレンズ

 
とにかく目がバリバリに乾いてまばたきが辛く、充血もひどいので目薬が手放せなくなりました。
 
視力が悪くなった自覚はありませんでしたが、あるテレビ番組で視力回復法を体験する企画に参加したところ、視力が左右ともに0.5と判明します。
 
それまではずっと0.7以上をキープしていたので、キンタローさんは大きなショックを受けます。
 

 
診察の結果、目の乾燥が進んでドライアイになり、眼球にキズがついていることがわかりました。
 
番組の企画は視力アップトレーニングとドライアイケアを10日間続けるものでした。
 
目の状態を改善するべく、キンタローさんは「10日間がんばろう」と決意します。
 
視力アップに実践したのはこの二つです。
 
ひとつめは「寄り目ストレッチ」。
人差し指を顔に少しずつ近づけ、ピントが合わなくなったら視線を外します。これを10回繰り返します。
 
ふたつめは老眼鏡を使います。
100円ショップで買った「+2」度数の老眼鏡をかけ、5分ほど遠くを見るだけ。目の周りがジーンとしてきたら、目の筋肉がほぐれた合図です。
 

 
ドライアイ対策では、まぶたを優しく撫でるマッサージと、蒸しタオルを目にのせる温パックをやりました。
 
蒸しタオルは、水でぬらしたタオルを電子レンジでチンして作ります。(むらお注:このやり方は危険との指摘もあります)
 
以上を毎晩、寝る前に行いました。
 
実践してみて一番感じたのは「目がストレッチされる気持ちよさ」です。
 
身体のストレッチと同様に、コリや疲れがスーッと取れる実感があり、まぶたが軽くなって目がパッチリするのです。
 
そして10日後、番組で再び視力を計ったところ、なんと右目が0.5から1.0に回復していました。
 
左目の結果は放送されませんでしたが、同じくらい回復していたそうです。
 
目の乾燥や痛み、充血も改善しており、目薬をさす回数が減りました。
 
「目の調子がいいと、気分も明るくなる」そうで、今後もセルフケアを続けて目を大切にしていこうと考えています。
 
この記事は雑誌壮快 2017年 7月号(Amazon)26~27ページを参考にしました。