体がだるい 疲れやすい 風邪をひきやすい 体を動かすのがどうもおっくう
・・・と感じることはないでしょうか?
これらはもしかすると、血液が汚れているからかもしれません。
「汚れている血液」とは、血液中に糖や脂肪が過剰に含まれていたり、老廃物や有害物質が解毒されずに残っていたりすることで起こります。
この状態が続くと、体中の血液の質が落ちるため、体のだるさや疲れなどの不調につながってしまいます。
関口絢子さんの血液デトックス ポイントは肝臓と腸
管理栄養士で料理研究家の関口絢子さんは、食事で血液をきれいにする「血液デトックス(クレンジング)」を提唱しています。
肝臓と腸の働きを助けることで代謝機能をアップし、血液のデトックスを促進するのです。
肝臓は血液中の有害物質を解毒し、無害化する機能があり、腸の活動を促して排便をスムーズにすれば、便秘で有害物質が腸から吸収されることもなくなります。
肝臓と腸は、血液クレンジングのキモになる器官なのです。
血液をキレイにする食材
「デトックスのための食事」と聞くと、野菜を連想しがちです。
野菜は確かにデトックスに役立ちますが、他にも効果的な食材はあります。
関口さんおすすめの食材を8つ紹介します。
ホタテ貝
スタミナドリンクの成分としておなじみの「タウリン」が豊富で、含有量は魚介類の中でもトップクラス。肝機能改善や血圧・コレステロール値低下にも効果的です。
ゴマ
セサミンやセサミノールが肝臓に直接作用して肝臓の働きを強化します。腸に良い食物繊維も豊富です。
にんにく
特有の香り成分「アリシン」は、肝臓の解毒を促してくれます。ビタミンB1との相乗効果で疲労回復を助けたり、新陳代謝も活発にする効果を持っています。
玉ねぎ
ニンニクと同じ「アリシン」が肝臓の解毒を助けます。アリシンは水溶性なので、水にさらさず使うのがおすすめです。
カレー粉
カレー粉に含まれるウコンの「クルクミン」という色素には、肝臓の働きを強化する作用があります。
おから
おからは豆腐を作る課程で出る大豆の絞りかすで食物繊維の宝庫です。献立にするのも意外と簡単なので、お通じ改善に役立ちます。
きのこ類
きのこ類にも食物繊維がたっぷり。料理に使えば腸の健康を保つだけでなく、うまみ成分もプラスされます。
豆類
健康食材の代表選手とも言えそうな豆類は、タンパク質に各種ビタミン、加えて食物繊維も豊富です。
大豆だけでなくひよこ豆やインゲン豆、さらにはレンズ豆など、外国の品種も近年は出回っており、選択肢が増えました。積極的に献立にとりいれましょう。
暴飲暴食を避け、これらの食事を摂取することで血液デトックスを実践すれば、早くて三日で体調に変化が表れます。
継続して実践すれば、
疲れ知らずの体になる 風邪をひきにくくなる 活動的になる 肌に透明感が出る 冷え症が改善する 痩せやすくなる がんや生活習慣病の予防になる
といった実感が期待できます。
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