私にとって、「やる気」が維持できるかどうかは、健康度を計る重要なバロメーターになっています。
このコンテンツで「やる気」を養う助けになる生活習慣をまとめます。
朝からやる気を出すための生活習慣
雑誌「Tarzan」に、「やる気スイッチの入れ方」という記事があり、やる気を出すのに役立つ生活習慣がまとめてありました。
「脳が冴える15の習慣(Amazon)」などの著書がある築山節医学博士が、朝からやる気スイッチをビシッとONにする方法を紹介されています。
記事の概要を紹介します。
(このコンテンツは雑誌Tarzan (ターザン) 2014年 3/13号(Amazon)22~23ページを参考にしています)
毎日の起床時間を決める
築山博士は「決まった時間に起きるのは一番重要」としています。その理由は、人間の細胞ひとつひとつに体内時計が備わっているから。
起床時間がバラバラでは、脳の覚醒度と生活時間がズレてしまいます。適切なタイミングで頭をフル回転させることができないのです。
起床後、太陽の光を浴びる
人は情報の8割を視覚から受け取っており、中でも太陽の光情報はもっとも強力です。太陽の光情報が網膜から入ることで脳全体が朝だと認識します。
これにより体内時計がリセットされ、新たな一日のリズムがスタートします。曇っていても雨の日でも、同じ効果が得られます。
料理、散歩などルーティンを決めておく
築山博士によると、「毎朝散歩をして同じコースを歩く、といったルーティンを持っている人は、脳を目覚めさせるのがうまい人」なのだそうです。
こうしたルーティンは、体内時計を実際の時間に合わせる同期行動になるからです。築山博士は特に、散歩を勧めています。
難しいことは考えない
朝のルーティンのポイントは、「なにも考えずに行えること」。
朝からいきなり思考系の脳を活動させる必要はありません。
いわゆる決まったことを淡々と進めることで、脳全体が徐々に目覚めてきます。
新聞を読むときは音読で
音読は、脳のギアを上げる準備運動になります。
音読とは、目から入った文字情報を音読で出力し、耳から再び入力すること。
これはつまり、日中に行う「目、耳から入る情報処理」の準備運動なのです。考えたことをスラスラ話す練習にもなります。
食事で体を覚醒させる
太陽の光を浴びて脳の覚醒を促すように、朝食は体の覚醒を促します。
朝食は脳の体内時計をリセットする働きもあります。
朝食を作る調理過程も優れた”ルーティン”ですが、時間がなければコンビニや駅の売店を利用して食事をとりましょう。
築山博士は「午前中からテキパキ働きたいという人は欠食は御法度です」としています。
「朝からどうもシャキッとしないなぁ・・・」と感じるなら、少しずつでも上の方法を試してみてはいかかでしょうか。