現在日本の食生活といえば「高タンパク・高脂肪」であり、生活習慣病の原因になっている、というイメージがないでしようか?
ところが、先日目にしたデータによると、近年の日本人のたんぱく質摂取量は減り続けていたようです。
こちらの資料をご覧ください。
ミルク解体新書
第2回 たんぱく質学
j-milk.jp/kiso/eiyou/berohe000000e3ag.html
この中に、厚労省の国民健康・栄養調査によるたんぱく質摂取量の推移があります。
それによると・・・
平成7年 81.5g
平成12年 77.7g
平成17年 77.1g
平成22年 67.3g
平成23年 67.0g
・・・と、ずっと減り続けているのです。グラフを見るとわかるように、結構な減り方です。
たんぱく信者の私としては、かなり気になる結果です。
たんぱく質は身体を作るもとですし、肉体・精神両面の健康を維持するためにも欠かせません。
「たんぱく質摂りすぎてるんじゃない?」というイメージは改める必要がありそうです。
一概には言えませんが、何らかの不調を実感しているなら、肉や魚の摂取量をチェックしてもよいのではないでしょうか。
特に高齢者や女性は、肉を意識して適量食べる習慣をつけたほうが健康を維持できます。
高齢になっても元気な方は、肉や卵を欠かさず食べているケースが多いのです。
女性は、健康だけでなく美容面でもたんぱく質は欠かせません。