干し野菜とは、文字どおり「干した野菜」です。野菜で乾物を作るようなものですね。
 
水分を抜くこと長期保存ができるようになり、かつ干すことで旨みが増し、歯ごたえも出てきます。野菜によっては栄養分を増やす作用もあるのです。

日本ではあまりなじみの無い「ドライトマト」も、ヨーロッパでは一般に広まっていますし、本来は大量にとれたトマトを腐らせないように作られたものだそうです。
 

 
それではどんな野菜が干せるのか?というと、私としては「ほぼ全ての野菜が可能」という印象があります。「干せない野菜ってあるのかな?」とネット上を探しましたが、私には見つけられませんでした。
 
 
「干し野菜を作りました!」として紹介されていた野菜には次のようなものがあります。

・にんじん コボウ レンコン ダイコン 芋類 など根菜全般 
 
・椎茸 しめじ 舞茸 エリンギ などキノコ類全般 
 
・トマト カボチャ キュウリ トマト ゴーヤ ピーマン 
 
・ほうれん草 キャベツ

 
葉物野菜はシナシナになりそうなイメージがありますが、ちゃんと干せます。
 
 
それでは具体的にどう干すかというと、方法は非常に簡単です。ポイントを挙げます。

・野菜の切り方は適当でOK ただし、新鮮なうちに干すのがポイント(薄切りか乱切りかは歯ごたえに差が出る。基本は薄切りか)
 
・干す道具は新聞紙、ネット、ザルなどこれまた何でもOK
 
・湿気の少ない晴れた日(夏から秋が良い)、風通しのよい場所に干す
 
・日が沈んだら室内にとりこむ
 
・長期保存をするなら2~3日連続で干してカラカラに、歯応えを楽しむなら 数時間だけ干す。

 
生の椎茸を日光に当てるとビタミンDが増えるのはよく知られているのではないでしょうか。日光に当てた乾燥椎茸は、生の状態よりも最大で10倍のビタミンDを含んでいるそうです。
 
(ちなみに、この「椎茸干し」を私は前の職場でパートのおばさんから聞きました)
 
さらに大根は干すことでカルシウムや鉄分、ビタミンB群がドカンと増えます。
 
ネット上の情報などをいろいろ見てみると、トマトを干すのはちょっと難しいようです。
 
日本は湿気の多い場所が多く、日なたに干してもカビが生えることがあります。一度レンジにかけたり、塩を軽くふるなどのコツがあります。
 
水分が少し抜けた程度のトマトであれば、オリーブオイルに漬けると長期保存が可能です。
 

 
干した野菜をどのように食べるかというと、これまたどんな食べ方でもOKと言えそうです。生で食べられるものはそのままかじってもいいですし、煮物、揚げ物、炒め物、などいろんな料理に使えます。
 
 
いかがでしょうか?干し野菜はそれほど難しく考えなくても作れるような気がしませんか?「とにかく切って干せばOK!」みたいな感じで。
 
 
ふと思い出したら作ってみるのも面白いのではないでしょうか。
 
 
  
干し野菜のすすめ
干し野菜百科
干し野菜クッキング―ちょこっと干してうまみがぎゅっ!
ダイヤ 干し野菜バスケット