05年、福岡県の全日制高校8校の生徒を調査したところ、平日の日中に我慢できない眠気を感じる生徒は84%にものぼりました。
 
平日の平均睡眠時間は6時間1分で、一般の平均より1時間程度少なくなっていました。

身体が成長途上にある高校生は、1日8時間ほどの睡眠をとることが望ましいとされていますが、受験勉強や部活動などで忙しい高校生はなかなかそうはいかないようです。
 
 
私も高校・中学時代は、特に水泳の授業の後に眠くなっていました。

高校生でも昼寝が有効か

最近は学生の睡眠時間を確保し、勉強の能率を上げるために昼寝を導入する学校もあるようです。(私の高校時代にも昼寝の時間があったらどれだけ幸せだったことか・・・)
 
久留米大学の内村直尚助教授(精神神経学)が高校生の昼寝について調査を行っています。
 
進学校として知られる福岡県久留米市のある高校で、一部の生徒に昼寝をしてもらったのです。
 
昼食後に15分間昼寝を続けた生徒のうち、3人に2人が「頭がすっきりするなどの効果があった」と答えたそうです。
 
 
学生に限らず、社会人でも15分程度の昼寝は午後の活動の能率を上げることがわかっています。
 
ただし、長時間寝てしまうと脳の活動が鈍って活動の効率が悪くなるだけでなく、夜眠れなくなって睡眠のリズムが崩れてしまいます。
 
 
とはいえ、この「15分だけ寝る」って意外と難しくないですか?
 
私は「15分だけ寝よう」がガッツリ数時間睡眠になったことが何度あったことか。すると夜眠れずに夜更かしして、朝起きるのが辛いんですよ。
 
 
なので社会人となったいまは、昼から夕方にかけていかに寝ないかを考え、夜に早寝するよう心掛けています。
 
昼食後の眠気に負けないよう、このコンテンツを作っている時点では、食後すぐのスクワットを試しています。
 
血糖値の急上昇を防ぐ意味もありなかなかいい感じなので、習慣になりそうです。