私が糖尿病を強く警戒しているのは、このサイトで何度かお知らせしています。
・個人的に絶対予防したい三大疾病
名実ともに(?)オッサンと化し生活習慣病が気になり始めたいま、上の三大疾病の中でも糖尿病に対する警戒感はさらに高まっています。
糖尿病は絶対ヤバいですよ!
ということで、今回は血糖値を急激に上げないポイントを改めてまとめてみました。
血糖値急上昇を抑制して糖尿病を防ぐ
結局のところ糖尿病を防ぐには、血糖値が過剰に高い状態を極力少なくすればいいわけです。
食事をしたら血糖値が上がるのは仕方ないとして、その上がり方を少なくする(ゆるやかにする)ための知識を増やしておくのは意味があるはずです。
先日こんな本を読んでみました。
NHK ためしてガッテン
「ガッテン流!脱・糖尿病の新ワザ」
この中から、血糖値を上げないコツとして、へーと思ったのはこちら。
朝食はできるだけ早く食べる
朝起きてしばらくしたら、何も食べなくとも血糖値が上がるそうです。
起床後に何も食べないでいると、活動エネルギーを作るため血液中の糖を増やす反応が起きます。
番組の実験では、起床直後122/dlだった血糖値が、1時間後には何も食べなくとも145/dlまで上昇していました。これは、活動エネルギーを体内に供給するための生体反応です。
この状態で食事を食べると、当然ながらさらに血糖値がさらに上乗せされてしまいます。反面、起床後の血糖値上昇が起きないうちに朝食をとると、血糖値が低く抑えられた状態が一日続くのだそうです。
早めに朝食をとるには、前日の夕食も早めに食べておく必要があります。翌朝はお腹がすいて早めのご飯もおいしく食べられます。
食品によっては、血糖値の急上昇を防いでくれます。意識して食べている方も多いのではないでしょうか。
血糖値の上昇をゆっくりにするものを食べる
具体的には、以下のようなものを食べます。
・雑穀や根菜、玄米など食物繊維の多い食材
・酢や牛乳も血糖値急上昇を防ぐ
どうしてこれらの食材は血糖値の急上昇を抑えるのでしょうか?
まずネバネバ成分は、食材に含まれるでんぷんなどを覆って消化されにくくし、糖の吸収スピードを遅らせます。食物繊維も糖の吸収速度を抑制します。
また粘りがあると、食べたものが消化管内をゆっくり移動し、消化がゆるやかに進むことになります。すると結果的に血糖値の上昇ペースもゆっくりになるわけです。
それでは、牛乳や酢はどうしてなのでしょうか?
牛乳に含まれる脂肪や酢の酸が胃に入ると、胃の動きがゆっくりになるそうです。すると胃から小腸に送り出される食べ物の量も遅く、少しずつになります。結果的に、小腸から吸収される糖分の量も少しずつになるというわけです。
食後の血糖値上昇をゆるやかにするため、私が食前に牛乳を飲んでいるのは、メルマガなどてこれまでに何度か書きました。
これに関し、牛乳を飲むタイミングは食中、食後でもほとんど変わらないそうです。(私のイメージでは食前のほうが良いように感じるのですが)
これまでは食べ方を工夫しましたが、血液中の糖分を消費してしまうやり方もあります。
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