生後6ヶ月までに何らかの感染症にかかった子供はアレルギーになる率が低下するそうです。

6歳の時点でツベルクリン反応が陽性の子供はぜんそくになる率が四分の一になるという調査結果もあります。
 

 
このように、ある病気が他の病気リスクを下げる例や、「一度罹患すると免疫ができるので二度目はかからない」という病気があります。
 
後者の例をまとめます。

はしか

せきやくしゃみなどによる空気感染が主な原因です。感染力は非常に強く、発熱や口内に白い斑点などを発症し、症状も10日ほど続きます。
 
一度かかると免疫ができるため二度目の発症はほとんど無いとされています。(最近ははしかを二回以上発症するケースもあるようです)
 

水ぼうそう

空気感染や接触感染によりうつり、非常に強い感染力を持っています。赤い発疹が全身に発生し、発熱を伴うこともあります。
 
一度かかると免疫ができるので二度かかることは無いとされています。
 

おたふくかぜ

空気感染し、おたふくかぜも強いん戦力を持っています。耳の下が痛みと共に腫れ、発熱することもあります。
 
一度かかると免疫ができるため、二度目の感染はほとんどありません。
 

風疹(ふうしん)

赤く小さな発疹が全身に出ます。
 
発熱やのどの痛みを伴うこともあり、はしかと症状が似ているので三日はしかとも呼ばれています。空気感染が主な感染ルートです。
 
子供に発症してもそれほど恐ろしい病気ではありませんが、妊娠した女性がかかると胎児に悪影響があります。
 
風疹でも免疫ができるため、二度目の感染はほとんど無いとされています。