睡眠中の赤ちゃんが突然死亡する「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という症状があります。

SIDSを防ぐためのガイドラインを05年、5年ぶりに米小児科学会が発表しました。

乳幼児突然死症候群を防ぐ 日本の母子手帳と米国のガイドライン

このたび発表された米国のガイドラインの内容は以下のとおりです。

・1歳になるまで就寝時にはおしゃぶりをくわえさせる。
 
・寝かせ方はあおむけに限る。横向きも好ましくない。
 
・両親と同じ部屋で、別のベッドで寝る。
 

おしゃぶりをくわえさせるのは赤ちゃんが過度に深く眠るのを防ぐためです。(おしゃぶりに関しては、下に別記事を書いています)
 
日本の母子手帳では、SIDSを防ぐための心構えとして次のような点を挙げています。(00年度版の母子手帳を参考にしているので資料が少し古いです)

1 赤ちゃんを寝かせる時は仰向けにしましょう

ただし、医学上の理由から医師がうつ伏せ寝を勧める場合があるので、このような時は医師の指導を守りましょう。
 
2 妊娠中や赤ちゃんの周囲で、タバコを吸わないようにしましょう

これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から協力を求めましょう。
 
3 母乳は赤ちゃんにとって良いことはよく知られています

母乳の出方には個人差がありますが母乳が出る場合には、出来るだけ母乳で育てるようにしましょう。
 

日本では年間およそ300人の乳児がSIDSで亡くなっています。以前よりは減少していますが、SIDSについては周知させる余地がまだあるようです。

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おしゃぶりは突然死リスクを9割減らす 鼻呼吸の定着にも

米国カリフォルニア州で行われた研究では「おしゃぶりを使用するとSIDSのリスクを90%減少させることができる」という結果が出ています。
 
アメリカだけでなくイギリスでも赤ちゃんのおしゃぶりは推奨されています。
 
イギリスBBCは、「複数の研究結果から、おしゃぶりはSIDSのリスクを半減させることが判明した」と報道しています。
 

 
米国・英国ではおしゃぶりが定着していますが、日本ではまだ少数派のようです。
 
「おしゃぶりをさせると子供の歯並びが悪くなる」との意見もありますが、1歳までなら心配ないという説もあります。
 
歯並びの良さを気にするアメリカでおしゃぶりが勧められているなら、それほど悪影響は無いとも考えられます。
 
私個人的には「おしゃぶりはOK」と考えています。SIDSを防ぐだけでなく、鼻呼吸の定着にも有効だと思うのです。(鼻呼吸は非常に大事ですよ!)

あれこれ健康情報を目にしてみるとおしゃぶりをさせるメリットの方が大きいという印象を持っています。

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