熊本地震以後プール閉鎖の影響などもあり、以前は週イチの習慣になっていた水泳を最近はサポリがちになっています。
 
本当に「思い出した」時に行く程度の頻度になっています。(´Д`)
 
私が通っている施設には「LIVE」というフリーマガジンが置いてあります。

以前読んだ「LIVE」に、04年アテネオリンピック金メダリスト柴田亜衣さんのQ&Aコーナーがあって、
 
「スイマーに美肌の持ち主が多いってホント?」
 
という質問がありました。
 
実はこれ、私自身も疑問に思っていました。水泳をする人には確かに肌のキレイな人が多い気がするのですが、その理由がはっきりわからなかったのです。
 
この質問に対する柴田さんの答えはこちら。

私自身、スキンケアに関しては本当に無頓着なんですが、肌トラブルに見舞われたことがほとんどないんです。泳いでいる時の体は水面に対して寝た状態。
 
つまり心臓と脚が並行な位置にあるので、立っているときよりも血液の循環や酸素のめぐりがスムーズに行われます。そのことが体づくり、美肌づくりによい影響を与えているのではないでしょうか。
 
(フリーマガジン LIVE vol.40 16ページ) 

つまり、水泳は横になった状態で行う運動なので、重力の影響を受けにくく、血液循環がよりスムーズになる、というわけです。実際にある程度まとまった時間泳ぐと、顔まで火照ります。
 
いうまでもなく、血流促進は健康維持や美容に必須の条件です。全身にプラスの影響があるのは間違いないでしょう。
 
これはリンパの流れも同様のはずなので、この記事を読んで以来、クロールの際にはわきの下やそけい部といった、リンパ節のあるところを伸ばすようにして泳いでいます。
 
リンパの流れも促進されて老廃物の排出も捗るような気がするので。(こういうのは、意識してやれば効果が上がるハズ)

不破央さん 息継ぎのコツ

ここで美肌とは関係ありませんが、水泳での息継ぎのコツをひとつ。
 
元100m平泳ぎ日本記録保持者で、有限会社オフィストゥリトネス代表取締役の不破央(ふわ ひさし)さんは、息継ぎのコツとして
 
水中で息を吐く 実際にそれ(泡)を観る 感じる
 
のが大事、としています。息継ぎが苦手な人は、水に入ると息を吐くのを忘れてしまう人が多いそうです。
 
水中で吐いてしまえば、顔を上げた時に息は無意識に吸います。
 
不破さんが子供に水中で息を吐くよう指導する際は、水中で「きりんー」や「ようかんー」と声を出す練習を行うそうです。
 
大人でも息継ぎが苦手な方は、水中で意識して息を吐き出してみてはいかがでしょうか。息継ぎで顔を自ら上げた時に、「息を吸おう」と考えなくても、自然と吸っているはずです。