女性にっこり美容アドバイザーの佐伯チズさんは「手のひらスキンケア」を提唱されています。
 
これは佐伯さんの「人の手のひらは、肌の手入れ道具として一番優れている」という考えが基になっています。

佐伯さんによると、

手のひらの温度や刺激を肌に与えることで肌が活性化し、肌が疲れた時は手のひらで肌をいたわってあげるときめの細かさ、ハリやツヤが回復する

そうです。
 
また佐伯さんは「手のひらは、自分の肌の状態を把握するのにも適している」とも考えています。
 
「スキンケアの第一歩は、自分の肌がどういう状態なのかを知ること」であり、そのために手のひらは最適の道具なのです。
 
ちなみに、理想的なのは「手のひらで頬に触れて離したとき、肌が手のひらに吸い付くような感じがあること」で、これは肌に潤いがある状態を表わしています。
 

 
自分の肌に毎日触れていれば、潤いや弾力など肌のコンディションがよくわかり、適切な対処法を選択することができます。
 
手で触れる際には
 
・手のひらのぬくもりを伝える
・手のひらで押さえる
・手のひらで引き上げる

 
といったことを意識すると肌を活性化させることができます。
 
 
これは化粧品を使う時も同じで、手のひらを使って肌に浸透させるイメージでマッサージします。
 
手のひらを使う動きは簡単ながら、かつ効果的なのです。