このコンテンツでは、ビタミンAについてまとめています。
難しい内容や細かい数字は省略し、管理人が「これは頭に入れておいたほうが良いのでは?」というポイントにしぼって紹介します。
ビタミンA
私が個人的に覚えておくための、備忘録の意味もありますので、「ビタミンAってどんな栄養素だっけ?」という時にチェックしてみてください。
特徴
脂溶性である 多くの生理作用に関与している 熱には強い 酸素や紫外線には弱い 抗酸化作用も持っている 普通の食生活では、不足することはあまりない
過剰摂取の危険性あり(特に妊婦さんは注意)
過剰摂取による弊害には、下痢、睡眠障害、吐き気、頭痛、疲労感がある。妊娠している人は特に、サプリなどによる過剰摂取に注意。
成人の許容上限摂取量は5000IU(=1500μg μgはマイクログラム、mcgとも表し、mgの1/1000)
作用する場所と効果
目・・・夜盲症(いわゆるトリ目)、疲れ目、ドライアイを防ぐ
皮膚・・・上皮細胞を健康に保つのでシワや肌荒れの防止・改善
粘膜・・・働きが強化されるので、風邪などの感染症にかかりにくくなる
免疫細胞・・・活性化されることで免疫力アップ、抗がん作用
体全体・・・抗酸化作用により、がん予防や老化防止
ビタミンAを多く含む食品
うなぎ レバー 卵黄 ニンジン カボチャ ほうれん草 モロヘイヤ パセリ ニラ かんきつ類 バター など
ビタミンAは脂溶性なので、体内に蓄積されます。ダイエットによる無理な食事制限や、極端な偏食をしない限り、不足する心配はありません。
過剰摂取の危険性を考えると、サプリメントによりビタミンAを単独で摂取するのは慎重になるべきではないでしょうか。
カゼ予防にビタミンA ビタミンCも大事ですが
カゼ予防の栄養素というとビタミンCが代名詞のようになっています。
ビタミンCのカゼ予防効果は私も実感していて、冬場はミカンを意識して食べると確かにカゼをひきにくいです。
カゼを防ぐ以外にもビタミンCは様々な健康効果があるので、私は夏場でもサプリなどでビタミンCを補っています。
ビタミンCに比べるとやや地味な感がありますが、かぜを予防するにはビタミンAも重要です。
ビタミンAには鼻や口などの粘膜を保護し、再生する働きがあります。
粘膜は外気に触れており、ウイルスを防御する最前線です。ビタミンAは、いわば最前線を構築するのに欠かせない栄養素なのです。
ビタミンAは多くの食材に含まれているため、食事から比較的摂取しやすい栄養素です。
代表的な食材としては
鳥レバー ウナギ ニンジン ほうれん草 小松菜 柑橘類 卵 牛乳など乳製品
などがあります。
食品から摂取しやすいビタミンAですが、バランスの崩れた食事を続けると不足することもありえます。いろんな食品をとることでカゼを予防しましょう。
ビタミンAは脂溶性のため体内に蓄積されます。そのため、ビタミンA単独をサプリなどで補給すると過剰摂取のおそれもあります。
過剰摂取すると頭痛、下痢、吐き気といった副作用が出るので注意が必要です。