カキは食材の中でも亜鉛を多く含む食材の代表です。
5個でおよそ9ミリグラムの亜鉛が含まれています。これだけで成人男性の必要摂取量(9ミリグラム)をカバーすることができます。
亜鉛など牡蠣に含まれる栄養素
亜鉛は「セックスミネラル」として知られていると同時に、200以上の酵素の活性に必要な栄養素です。たんぱく質の合成にも使われます。
亜鉛が不足すると気分がイライラしたり、免疫力の低下、肌や毛髪の代謝低下などを引き起こします。アルコールの分解もスムーズに行われなくなり、悪酔いしてしまいます。
味覚障害を予防し、抗酸化酵素の材料となるので老化を防ぐキーとも言える栄養素です。生活習慣病予防や精力アップ、疲労回復などの効果が期待できますが、一日の摂取量には上限(30mg)もあります。
過剰摂取すると吐き気やおう吐などの症状が出ます。普通の食生活であれば過剰摂取が習慣になる可能性は低いですが、サプリなどを利用している場合は注意しましょう。
牡蠣は亜鉛の他にもタウリン、ビタミンA、B1、B2、B12、カルシウム、鉄分、銅といった栄養素を含んでいます。
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冷凍カキが美味のコツ!
東京・飯田橋にある「キッチンアオキ」は定食をはじめとした料理が非常に好評な人気店です。キッチンアオキで出されるカキフライももちろん大好評で、その美味しさの秘密は長らく明かされませんでした。
しかしついにご主人が明かした美味しいカキフライの秘密、それは
「広島産の冷凍カキを使うこと」
なのだそうです。
ちょっと意外ですが、パン粉や油など変えるなどいろいろ試行錯誤した結果、「冷凍カキ」に行き着きました。また、冷凍物だと粗めの生パン粉がよくなじむそうです。
「冷凍物」というと何となくネガティブなイメージがありますが、現在の冷凍技術は非常に進歩しており、採りたての新鮮さを保ったまま産地から輸送されてきます。
家庭でも一度試してみてはいかかでしょうか?
カキ鍋と練り味噌 東京葛西の「いけす桜」
鍋物用の牡蠣を、沸騰したお湯に10秒ほど通した後、冷水に移す。湯通しにより殺菌・アクとり、そして冷やすことで身を締める。
白味噌と赤味噌を1対1で合わせ、酒・みりん・ダシを各1、砂糖0.5の割合で混ぜたもので溶いて練り味噌を作る。練って混ぜた後に電子レンジで加熱すると砂糖が味噌にまとまりやすくなる。
「人気店・専門店の料理の裏ワザ―プロがこっそり教えてくれた」より。
鈴木登紀子さんのカキフライ作り方
料理研究家の鈴木登紀子さんがカキフライを作る際は、以下のような手順で作るそうです。
・皮付きのまますりおろした大根おろしをボウルにいれ、その中でカキをやさしく揉み、汚れをとる
・カキをザルに移し、水を張ったボウルにザルを浸ける 流水の下でカキを手早く振り洗いして大根おろしと汚れを落とす
・水気をよく切り、紙タオルを敷いたバットに牡蠣を並べ、上にも一枚かぶせて軽く押さえ、しっかり水気を取る
・牡蠣に塩・こしょうをふって、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける
・衣をつけたカキをバットに並べて、冷蔵庫で15分間冷やす これにより、カキがカラッと揚がる
・揚げ油にパン粉を落として沈みかけてすぐ浮いてくるくらいの油温でじっくり揚げる
自宅でカキフライを作る際の参考にしてはいかがでしょうか。