私は玄米を「体への良い作用を実感している食品」として、メルマガやこのサイトでお勧めしていますし、誰かと健康トピックの会話になっても折に触れて「玄米はイイですよ!」と話しています。
 
とはいえ、ひとり暮らしをしていて「せっかく玄米を炊いても、ひとりじゃ食べきれないしなぁ」という方もいるでしょう。

実は私もひとり暮らしをしています。
 
そこで私がどのように玄米を食べているか紹介します。普通のご飯と同じように食べても全く問題ないですし、扱いとしては白米と変わらないのですが、一例としてご覧頂ければ幸いです。
 

 
一番多い私の食べ方は、まず野菜スープを作ることから始めます。
 
材料は
 
・ほうれん草一袋
・白菜四分の一
・玉ねぎ半分
・きのこ類2~3種類

 
などお好みで。
 
上は冬の例ですが、季節によって少し変わります。材料の選定は適当ですが、全体量としてはこんな感じです。ほうれん草は基本的に外しません。(下の関連記事をご覧下さい)
 

 
これらを適当に切って、28cmのフライパンで一気に蒸し煮します。ゆで方も超テキトーで、400ccくらいの水に薄口しょうゆを少し加え、白菜の固い部分から先に火を通します。
 
野菜を切るそばからどんどんフライパンに放り込んでいき、全て入れたらやや強引にフタをします。かなりの大盛りになりますが、火が通るにつれて野菜は縮むのでしばらくするとちょうどいい感じになります。
 
バリバリのスボラ飯(あるいは手抜き料理)です。
 
こうして大量に作った野菜スープが「ベース」になります。野菜スープはタッパなどに入れて冷蔵庫で保存し、3~4日で食べきります。
 
スープはそのまま食べてもいいのですが、ここに炊いた玄米を入れます。
 
別記事「玄米と炊いてOKなもの 豆や煮干しなど色々「まごわやさしい」ほぼ達成」で紹介しているように、玄米は豆類、雑穀、海藻などあれこれ入れて一緒に炊いておきます。
 
煮干しを入れることもあり、ほとんどの栄養素をカバーする勢いです。
 
この玄米は2カップ分炊飯器に入れ、水はその1.5倍ほど入れています。ちょっと水を多めにするのは、乾物の豆や雑穀を一緒に炊くからです。
 
ひとり暮らしにはやや多めの量で、私はこれを4~5回に分けて食べきります。
 
炊いた後は一日くらいなら炊飯器に入れっぱなしにしてもOKですが、夏はさすがに悪くなるので冷蔵庫へ。さらに残ったら冷凍します。
 
凍らせた玄米は冷凍食品のつもりで扱います。私の場合、上で紹介した野菜スープをコンロで温めて、凍ってる玄米を直接放り込むパターンが一番多いです。
 
卵やゴマ、海苔を足して栄養価をさらにアップさせます。味が薄いなら薄口しょうゆを少し足してもOKです。
 
野菜スープに飽きたら、
 
ポン酢 トマトビューレ カレー(ハヤシライス)のルー シチューのルー デミグラスソース
 
など、いろんなものを加えてバリエーションをつけてはいかがでしょうか。
 
調理はラクなのに一皿でいろんな栄養がとれて、かつスプーンで食べられるので忙しい朝から食べるのにも適しています。
 
栄養的にもイケてるので、かなりいい感じですが、水分が多く噛まずに飲み込みがちになるのが欠点です。よく噛んで食べましょう。
 
玄米食はホントにおすすめなので、参考になりそうならぜひ実践してみて下さい。子供さんにも食べやすいのではないでしょうか。