玄米と炊いてOKなもの 豆や煮干しなど色々コンテンツで紹介したように、私は玄米と雑穀、豆類や昆布を一緒に炊いて、ゴマをかけて食べてます。
どんだけ健康的なんだよ、と突っ込まれそうな食事ですが、これだけ盛りだくさんでも実は欠けている栄養があります。
玄米や多くの豆類に含まれていないビタミンC
欠けている栄養素、それは・・・
ビタミンC
です。
「完全食品」と呼ばれる玄米ですが、ビタミンCは全く含まれていません。また大豆はじめ、ほとんどの豆類もビタミンC含有量はゼロです。
麦、ゴマ、アマランサス、そしてどうやらキヌアにもありません。昆布にはわずかに含まれています。
こちらをどうぞ。
栄養素別食品一覧
ビタミンC
eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/vitamin_c.html
なので、玄米+いろいろご飯を食べる際には、焼き海苔や野菜類を一緒に食べれば、ビタミンCも補完できるため、栄養的には非常に充実した食事になります。
ちなみに、枝豆、銀杏、そら豆にはビタミンCが含まれているそうです。
cookingfight.web.infoseek.co.jp/html/eiyou/top_eiyou511aa.html
「完全食品」になぜか含まれていないビタミンC
ここでちょっと余談を。
「完全食品」と呼ばれる食品はいくつかありますが、なぜかビタミンCだけは含まれていないことって多くないですか?
Wikipedia 完全食
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E9%A3%9F
例えば完全食品の代表である卵は、ビタミンC以外のほぼ全ての栄養素が含まれています。
卵にビタミンCが欠けているのは、ひよこは孵化する際、自分でビタミンCを合成できるからなのだそうです。
同じく「完全食品」とされる牛乳にもビタミンCがありません。理由は卵と同様で、子牛は自分でビタミンCを合成できるのです。人間の赤ちゃんにはそれができないので、母乳にはビタミンCが含まれています。
Wikipedia 牛乳
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E4%B9%B3
(牛乳を完全食品と呼ぶのには異論も多いようですが)
先述したように玄米およびキヌアにもビタミンCは含まれていません。
Wikipedia 玄米
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E7%B1%B3
Wikipedia キヌア
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%8C%E3%82%A2
キヌア
amazon-herb.com/herb/plant_quinua.html
また、完全食とは呼ばれていないものの、うなぎも多様な栄養を含んでいます。しかしうなぎにもビタミンCが無いのです。
うなぎの豆知識
noge-7fuku.com/unagi_eiyo.html
・・・余談が長くなりましたが、とにかく玄米+αにビタミンCを補完すればバッチリということでよろしくお願いします。
ちなみに私はこんな感じで玄米を炊いています。
You Tube 動画です。
玄米の炊き方 麦 豆 煮干しも混ぜて
玄米+αの炊飯を始めてから、乾物の出番がとても多くなりました。
乾物というとなんだか地味なイメージがありますが、栄養豊富で保存もきく、とても優れた食品だと再認識しています。
さらには玄米とともに炊飯器に入れさえすれば、あとは勝手に調理が完了するのでズボラな私にピッタリです。我ながらなかなか強力な生活習慣を手に入れた気がしています。
「忙しくて時間が無い 自炊も食材が無駄になりがち」という方も、とりあえずこの玄米+αを生活の一部にしてはいかがでしょうか。
「これだけは作って、一日一度は食べる」という感じで。
炊飯器が炊いてくれて、しかも素材は乾物なので日持ちします。加えて多様な栄養が摂取できるとくれば、これはかなりイケてるはずです。
ぜひお試しあれ。