かつて発行していた私のメルマガや当サイトでは、玄米の良さを何度も紹介しています。
先日読んだ参考にした雑誌「壮快」では、玄米スープが特集されていました。
その記事から、生の玄米から玄米スープを作る方法を抜粋して紹介します。
基本の玄米スープの作り方
■材料(4人分)
・玄米 1合
・水 720ml(好みで調整可能)
・塩 ひとつまみ(耳かき1杯程度)
■準備
・傷んだ玄米やもみ殻がついたままの玄米を取り除く
・ボウルに玄米とたっぷりの水を入れ、三回かき回して水を捨てる それを三回繰り返す
■作り方
1 フライパンに玄米を入れて、強火にかける。玄米の表面の水分が乾いてきたら中弱火にし、玄米がふっくらして、甘くこうばしい香りがするまで、5分ほど炒る。破裂したり、焦げたりしないように注意。
2 炒った玄米を土鍋に移し、水を加えて中弱火にかける。ふたはせず、沸騰するまで約10分煮る。
3 沸騰したら、玄米の甘みを引き出すために、ごく少量の塩を加える
4 強火にしてふたをする。ふたの穴から湯気が出てきたら、ごく弱火にして30分間煮込む
5 出来上がり 茶碗一杯を一食として、汁ごと頂く
■玄米ご飯から作る方法
土鍋に、炊いた玄米ご飯300gと水720mlを入れ、ふたをせずに強火で沸騰するまで煮る。沸騰したら、ふたをして火を止め、5分蒸らしたら出来上がり。
※多めに作り、一食分ずつ密閉容器やバッグに入れて保存すると便利。冷蔵なら一週間、冷凍なら一ヶ月間保存可能
実は私も似たようなものはほぼ毎朝食べていて、私の場合は炊いた玄米を適当なスープに入れ、卵を落として少し加熱しています。白身に火が通ったらできあがり。
上の「玄米ご飯から作る方法」に似ています。
生から作るやり方でも、炊いた玄米でも、お好みのほうを試してみて下さい。
(壮快 2017年 3 月号10ページを参考にしました)
土鍋使用のポイント 最初に使う時や注意点
近年は土鍋の人気が高くなっているそうです。
鍋料理だけでなく、ニ~三合炊き用の土鍋を使ってご飯を炊く人も増えていて、何でもご飯を土鍋で炊くと、時間が経っても美味しさが持続するのだとか。
便利な土鍋ですが、ステンレス製の鍋などとは違って、使い方にちょっとしたポイントがあります。
以下に主なものをまとめます。
◆土鍋を最初に使う時にやること
米のとぎ汁を8分目ほど入れ、中火で沸騰させたら弱火にして20分加熱する
↓
その後は火を止め、冷めるまで置いておく
↓
冷めたらとぎ汁を捨て、全体を水洗いし、自然乾燥させる
この作業を最初に行うことで、コメのでんぷん質が糊状になって鍋の細かい穴を塞ぎ、ひびが入りにくくなります。
使っていくうちになべ底にひびが入ったときもこの作業で対処できます。
◆注意点その1 急激な温度変化を避ける
・外部が濡れた状態で火にかける
・鍋が熱いままで冷たい水につける
といったことをすると、鍋が割れやすくなるのでNGです。
外部の水気は拭きとってから使い、使用後の鍋は粗熱が取れてから洗いましょう。もちろん、空焚きは論外です。
◆注意点その2 洗剤の混ざった水を入れたまま放置しない
土鍋は、入っているものを「吸い込む」性質があります。
洗剤を入れたまま放置すると、洗剤が土鍋に吸収されてしまい、次回の料理に洗剤が混じってしまうこともあります。
◆注意点その3 洗い方
土鍋は基本水洗いをします。
洗剤を使う時はスポンジを使い、クレンザーや金属たわしでゴシゴシ洗うのはいけません。
焦げ付いた時はお湯を入れてしばらくすると焦げがとれやすくなります。お湯に重曹を入れておくとさらにはがれやすくなります。
炊飯 ご飯土鍋2合炊き(二重蓋)大黒万古焼 日本製(レビュー多数あり)