横峯さくら選手は155cm、51kg(07年現在)の小柄な体ながら、ドライバーでの飛距離は男性顔負けの270ヤード超を誇ります。

握力は左手が35kg、右手(利き手)が43.5kgあります。


右手の握力は20歳男子平均(45.7kg)に迫ります。
 
飛距離を出すために必要な腹筋を特に重点的にトレーニングし、毎日100回の腹筋と500球の打ち込みを行っています。
 

 
横峯選手の父親でコーチでもある良郎氏は、選手の食事に非常に気を使っています。
 
さくら選手がまだメジャーになる前は、全国を転戦する際にキャンピングカーを使っていたのは有名な話です。
 
キャンピングカーで移動していたのは宿泊費用を節約する目的と、良郎氏が料理をしてさくら選手の栄養・体調管理をしやすくするためです。
 
良郎氏が経営している「さくらゴルフアカデミー」は全寮制で、食事では白米ではなく玄米が主食で、肉類は控えめにした和食がメインのメニューになっています。
 
アトピーに悩まされていた人が入寮し、アカデミーでの食事を半年続けたところ、症状が治った例があるそうです。
 
良郎氏がこれほど食事にこだわるのは、自身が大病を患った経験があるからです。
 

 
「添加物の多い食事が、切れやすい子どもや鬱をつくる」とし、ジャンクフードや食品添加物など、現代の食事に潜む危険性を指摘し続けています。
 
「365日の3度の食事が人間をつくる」が良郎氏の信条です。