ゴルフの青木功プロが、雑誌「週刊新潮」の連載で「身体の声を聞く」件を紹介されています。
健康トピックでしばしば話題になる「体との対話」を、青木プロはどのように実践されているのでしょうか?
「週刊新潮」2014年2月6日号(Amazon・PR)112~113ページから一部を抜粋して紹介します。
青木プロ 老化の対抗手段「体話」
青木プロの年齢になると、やはり老化への対策は避けて通れないようです。
哀しいかな、1歳年を取ればそれなりに体力も落ちていく。
老化のスピードは人それぞれで、歳相応に老化が進む人が速かったり遅かったりもする。
こればかりは自然の摂理でしょうがないが、おれは黙って老化が進むのを見ていられない。
青木プロが老化に対抗する手段が「体話」です。
持論だけども、毎日、自分の身体と向きあって、どこかしら動かしていれば老化のスピードは遅くできると思っている。
どんな人でも肩が凝れば腕をグルグル回してみたり、両手を天井に押し上げてみたりするだろう。無意識の動作ってやつだけど、これが身体からの信号なわけ。
おれの場合、「そうか、こういう動きがしたいのか。よしよし、じゃあ、もうちょっと伸ばしてみるか」というふうに身体に問いかけながら、少し大げさに動かしてやる。
これだけでも、やるのとやらないのではだいぶ違う。
おれはこういった動きを「体」と「話す」という意味で「体話」と呼んでいる。
体からの信号に敏感になると、健康維持にも役立ちます。
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「体話」は健康維持にも強い味方
青木プロの習慣は、体調維持もサポートしてくれます。
日頃からこの体話ができると病気にもかかりにくくなる。
身体は素直なもので、どこかが危ないと察知したら、何らかの危険信号を出す。「首筋が寒い」とか、「関節に違和感がある」という具合にね。
普段からその予兆を見逃さず、信号を感じやすい身体にしていれば早めの対応ができる。
お陰で、おれはここ何年も風邪をひいたことがない。
これはアスリートに限らず、一般人も意識したい考え方です。
というのも…
「身体が資本」というのは、どんな人にも当て嵌まる。
健康な身体であれば充実した日々を送ることができる。スポーツするにせよ、普通の日常生活を送るにせよ、結局のところ人間の生きている証は身体だろう。
どう考えたって、体力がなかったら何事もなすことはできないし、始まらない。
単純な話で、体調を崩すと、何も楽しめませんよね。
予兆の時点で適切に対処できれば、体調を維持でき、生活の質を高くキープできます。
そこで大事になるのが、体からの信号に応える手段を持っているか?です。
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カゼのひきはじめ 身体の声が聞こえて何をする?
「身体の声を聞く」という考え方、個人的にはものすごく同意できます。
このコンテンツを作っているのは冬で、インフルなど感染症が流行っています。
身体の声を聞くにはもってこいの(?)季節です。
ノドの違和感 鼻腔の奥がムズムズする 熱っぽい 寒気がする 頭が痛い
など、身体が危険信号を発する機会は多いはず。
大事なのは、これらの声に応える対処法を持っておくこと。
せっかく信号を受けても、何もしないでは当然体調を崩してしまいます。
この場合は「カゼのひき始めに何をする?」というわけで、対処法は人によって違うでしょう。
私の場合はダントツで鼻うがいです。
これは私の奥義であり、カゼをひき始めの時点で撃退してくれる力は非常に強力です。
体からの「カゼひきそうですよ」な信号に応える手段としてはイチオシです!
できるようになって損はありませんよ。
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