急性心筋梗塞が一番起きやすいのが起床後2時間以内といわれています。
 
この大きな原因のひとつが、体内の水分不足です。

睡眠中でも、発汗や呼吸により0.4~0.8リットルの水分が失われています。 


また目覚めてすぐは人を活動させるホルモンが出て脈拍数が急に上昇し、同時に血圧を上げるホルモンも増加するため血圧も上がっています。
 
起床後は水分を十分に補給しましょう。
 
人間は水が体重の1%欠乏すると、のどの渇きを覚えます。
 
2%になると労働能力が低下し、4%になると無気力、無感動状態に陥り、ストレス・吐き気を感じるようになります。
 
そして20%欠乏すると人は死亡してしまいます。
 
「のどが渇いたな」と感じた時点で、体内の水分はすでに不足している状態です。汗を多くかく夏場は特に、早めの水分補給を心がけましょう。
 
水分補給についてはいろいろな意見があるようですが、私としては一日2リットルくらいは飲んだほうがいいのではないかな、と考えています。いろんな健康情報に接していると「水は意識して飲むべき」という意見が圧倒的多数なんですよね。
 
汗をかく機会が多かったり、夏場であればもう少し多くなります。
 
近年の猛暑では「水分(と塩分)をとりましょう」とさかんに宣伝されています。熱中症を防ぐために、水分補給は必須なのです。
 
ちなみに管理人は以前、熱中症になりかけたことが二度あります。
 
炎天下に朝から昼過ぎまで、趣味のアウトドアで活動していました。
 
ほんの一瞬でしたが、「めまい」っぽいものを感じ、心臓もちょっと変な感じになったのです。
 
あ、こりゃヤバイ、ということですぐさま木陰に入り、しばらく休憩したら回復して大事には至りませんでした。
 
気をつけて水分補給(ちゃんとスポーツドリンクの薄いやつ)していたつもりですが、まだ足りなかったようです。
 
熱中症って、場合によっては症状に気付かないまま意識を失ってしまうこともあるんですよね。
 
今回は多少なりと水分補給をしていたので症状は軽かったのかもしれませんが、もっと気をつける必要がありそうです。