玄米食を習慣にしてから明らかに体調が改善した件は、メルマガやこのブログで何度かお知らせしています。
 
健康トピックを扱うようになってけっこうな年月が経ちましたが、いまさらながら食の重要性を再認識できる本を読みました。

それは幕内秀夫さんの「勉強以前の『頭の良い子ども』をつくる基本食─脳の元気に効く食生活7ヵ条」です。
 
心と体が成長段階にある子供にとって、食の重要性は大人以上かもしれません。
 
この本で幕内さんが口を酸っぱくして強調されているのは・・・
 
とにかく、子供にはご飯を食べさせましょう!
 
ということです。これに尽きる、といっても過言ではありません。
 
特に大事なのは、朝食にご飯を食べることです。
 
和食
 
現代の忙しい家庭からは、おかずを作る時間が無いとの声も聞こえてきそうですが、おかずは味噌汁だけでも構わないそうです。
 
本書を読んだ私としては、「おかずはふりかけでも良いので、とにかく朝は子供にご飯を食べさせるべし」と解釈しています。
 
最近増えているパン食は好ましくありません。
 
なぜならパンを主食にすると、
 
パン自体に砂糖が含まれている
バターやジャムなど、油あるいは砂糖の多い食品と一緒に食べる機会が多くなってしまう

 
からです。
 
幕内さんは、油と砂糖は子供に安易に与えるべきではないと強く主張されています。この二つを子供から遠ざけるためにも、ご飯を主食にするべきなのです。
 
本書では「子どもに食べさせたい食事、7つのルール」が挙げられています。
 
ここでは、中でも特に大事な最初の三つのルールを紹介します。
 
第一条 朝、「ごはん」をしっかり食べさせる
第二条 「カタカナ主食」は日曜日だけ
第三条 スナック菓子と清涼飲料水は買わない

 
 
第二条の「カタカナ主食」とは、パン、ラーメン、シリアル、パスタ、ハンバーガーといった食品です。
 
私は幕内さんの著書をこれまでに数冊読んでおり、いずれも「なるほど」と感じさせる内容でした。
 
小さい子どもさんがいる方は一度手にとってみてはいかがでしょうか。